隊長
ところで、毎朝水を飲むかね?
光司
そうですね、朝一にコップ一杯の水をまず飲んでいますね。
隊長
いきなりか?
睡眠中は水分が不足
光司
いきなり・・・そうですね、まず水を飲んでいますけど、何か問題でもあるんですか?
隊長
長年の習慣で問題ないのならば、それでもいいとは思うがな。
光司
何か引っかかりますね、水を飲むのがダメなんですか?教えてくださいよ。
隊長
うむ、この間テレビでやっていたのだがな、衝撃だったのだよ。
光司
朝の水がですか?
水分補給は大切だが・・・
隊長
水が悪いのではないのだが、口の中の細菌が少々問題なのだな。
光司
細菌・・・。
隊長
寝ている間に、口の中の細菌が増殖してしまうのだそうだ。
光司
うわぁ、そうなんですか。
隊長
うむ、朝って口の中が粘つかないか?
光司
ああ、はい、そうですね。
隊長
あれは、細菌の仕業なんだそうだ。
光司
えええええ!そうなんですか。
隊長
うむ、朝一の唾液の中に含まれる細菌の数は、なんと大便より多いというのだよ。
光司
はぁ!?どういうことですか?
隊長
大便の中には含まれる細菌の数は1グラムあたり数百億個なんだそうが、朝一の唾液に含まれる細菌の数は1グラムあたり、1000億個にもなるそうだ。
光司
マジですか・・・。
隊長
うむ、朝一でなくても普段の口の中に最近はいるのだが、数はそれほどでもなくてな、朝一だけ1万倍にもなるのだそうだ。
光司
1万倍って・・・とんでもないですね、衝撃です!
隊長
だからな、朝一の水分補給は大切なのだが、歯を磨いて、口の中をよくすすいでからにしてほしいのだ。
光司
わかりました、明日から歯を磨くまで水を飲むのは我慢します!
朝にコップ一杯の水
隊長
ただ朝に水を飲むことは、本当に素晴らしいことなのだよ。
光司
よくそう言いますよね、僕もそう思ってやっていましたから。
隊長
うむ、寝ている間に相当な汗をかくからな、朝一の身体は脱水状態なのだよ。
光司
確かにそうですね、水を飲むと染みこむように感じますもん、まさがそれが悪いなんて思ってもいませんでしが。
隊長
水が悪いわけではないぞ、あくまでも口の中の細菌だな、それに朝一の空腹時の水は、腸の活動を促してくれて、快便に役立つとも言われている。
光司
へー、そういうものですか。
隊長
うむ、あくまでも悪いのは口の中の細菌なだけであって、朝一の水分補給は本当に大切なのだ。
光司
なるほど、それを聞いて安心しました。
隊長
理想をいえば、寝る前にもコップ一杯の水を飲むほうがいいと言われているな。
光司
寝る前ですが、それだと夜中にトイレで目が覚めそうでイヤですけど・・・。
隊長
そうだよな、私もそう思うからコップ半分ぐらいの水にしているのだが、血液がドロドロの人は寝る前に飲んだ方がいいと言われているぞ。
光司
へー、トイレに行ってでもですか。
隊長
そうだ、たとえトイレで目覚めても、水分が不足させないことのほうが大切なケースもあるのだよ。
光司
そうなんですね。
隊長
それに腎臓の働きが良ければ、おしっこを溜めておける機能がきちんと働いて、問題ないそうだ。
光司
うーん、難しいですね。
隊長
そうだな、腎臓の機能は人それぞれだからな、特にお年寄りは頻尿も多いし、難しい問題だとは思うな、健康な腎臓であれば汗でおしっこの水分を出して、残りの物質を溜めておけるそうだ。
光司
そうでしたか、確かに朝一のおしっこは濃いですもんね。
隊長
そうだろ、あれは長時間のおしっこを凝縮しているからだよ。
光司
なるほど、普段の昼間の生活だと7、8時間もおしっこを我慢しないから、朝一のように濃くはないのですね。
隊長
うむ、その腎臓の機能が上手に働かなくなると、頻尿で目が覚めてしまうのだな。
光司
うーん、難しいんですね、血液ドロドロもイヤですけど、睡眠不足もイヤです。
隊長
そうだな、腎臓を鍛えるのは簡単ではないからな。
光司
簡単ではないというこは、鍛えることも出来るんですか?
隊長
テレビに出ていた泌尿科のお医者さんが言うには、昼間でも直ぐにトイレに行かないように我慢する習慣をつけるといいそうだ。
光司
へー、そういうものですか。
隊長
おしっこがちょっとしか溜まっていないのに、トイレにいってしまうと、そのタイミングに慣れてしまうのだそうだ。
光司
慣れの問題でもあるんですね。
隊長
うむ、無理は禁物だがな、一度我慢して乗り越えると、またしばらく持つから、二度目の強い尿意の時にトイレに行く習慣を身につけるといい、と紹介していたぞ。
光司
なるほど、ずっと我慢がいいというわけでもないのですね、一回目の尿意だけ我慢と。
隊長
うむ、ほどほどだな、我慢のし過ぎも膀胱炎になるケースがあるからな、あくまでも出来る範囲で、少しだけということだ。
光司
なるほど、おじいちゃんに教えてあげます。
【関連記事】
※トイレの電球は要注意、変化を見逃すことも