光司
隊長は「徹子の部屋」をご存じですか？
隊長
もちろん知っているぞ、今はお昼からの放送だな。
光司
はい、その「徹子の部屋」の秘密を発見しました！
徹子の部屋には必ず生け花が！
隊長
黒柳徹子さんには秘密がいっぱいありそうだな。
光司
まぁ、確かにそうなんですけど、「徹子の部屋」に限った発見であります。
隊長
どんな発見なんだね？
光司
はい、なんと番組のセットの「生け花」であります。
隊長
ん？「生け花」なんてあったか？
光司
はい、毎回必ず「生け花」が飾ってあるんです、例えばこちら。
隊長
堀北真希ちゃんか、確かに「生け花」があるな、彼女にとっても似合っていて素敵だな。
光司
はい、まさしくその部分であります。
隊長
ん？
光司
「徹子の部屋」が始まった頃から、ず～っとゲストに合わせて「生け花」を用意しているのだそうです。
隊長
ほう、そうなのか？確か「徹子の部屋」はギネス記録になるぐらいの長寿番組だよな！？
光司
はい、担当している華道の先生がいまして、１９７６年の番組開始からそうしているのだそうです。
隊長
ほう、それはまた番組と同じだけの凄い歴史だな。
光司
はい、黒柳徹子さんも「ゲスト」の次に大切なものが「生け花」と語っていました。
隊長
そこまだ「生け花」を大切に思っているのか。
光司
はい、「生け花」の先生も素晴らしく、ゲストのイメージに合わせて花を選び、しかもそのゲストの好きな花などの情報も調べて組み込んでいるのだそうです。
隊長
素晴らしすぎるな、プロ根性を感じるぞ。
光司
はい、そうなんです、しかも収録中にたった一度も花が落ちてしまったことがないのだそうです。
隊長
おお、それまた凄いな、私に「生け花」の経験はないが、生き物を扱う以上、それは相当な管理能力が必要だと思うな。
光司
はい、徹子さんも絶賛しておりました。
隊長
「徹子の部屋」にそんな秘密があったんだな。
光司
はい、印象的だったのが美輪明宏さんがゲストに登場した放送でして、
隊長
ほう、美輪さんそっくりの色合いだな。
光司
そうなんです、花瓶まで合っているんです、これには美輪さんも驚いていまして、
「この花を生けた方には霊感があるんじゃないかしら？」
とおっしゃってました。
隊長
なるほどな、髪の色ならわかるが衣装までぴったりだもんな。
光司
はい、そしてその先生に美輪さんの時の「生け花」についてインタビューしたところ、
「美輪さんの髪の色に妖しい雰囲気を足したイメージ」
と語っていました。
隊長
ほう、霊感ではなくても、相手のことを考え敬う気持ちが二人をシンクロさせたのかも知れないな。
光司
本当に不思議ですよね。
隊長
他のゲストもそうなのか？
光司
ここまで一致は少ないですが、わかりやすいのだとコチラ。
隊長
ははは、これはわかりやすいな、それぞれにカラーがあるしな。
光司
そうですね、ももクロはわかりやすすぎますね、他の方だと「生け花」との雰囲気が近かったのが、マツコ・デラックスさんです。
隊長
おおーなるほどな、なんとなく濃さと妖艶な雰囲気が伝わるな。
光司
北川景子さんの時も、下が白で上が華やかで似合っていました。
隊長
おお、確かにどちらも清楚な感じだな、花瓶も含めてといのが本当に素晴らしいな。
光司
はい、他にはきゃりーぱみゅぱみゅさんの時は、個性的な「生け花」でした。
隊長
ははは、確かに清楚な北川景子さんと比べると、全然違うな。
光司
はい、意識して変えているのがわかりますよね。
隊長
そうだな、徹子さんの衣装にまで影響させるきゃりーちゃんの個性も凄いが。
光司
他にも好きな花を公言している女優さんの場合に、その花を活けて喜ばれることもあるようです。
隊長
それはゲストもうれしいだろうな。
光司
はい、他にもゲストと「生け花」がシンクロしているものを見つけたのでいくつか紹介します。
隊長
ははは、プリンセステンコーとレディーガガは、個性があり過ぎるから「生け花」も個性的になるかもな。
光司
確かにそうですね、個性の少ないゲストでは、特徴がないので生け花とシンクロはしないかも知れないです、他に個性的なゲストだとこんな感じです。
隊長
ローラの場合は花の色だけではなく活け方まで個性的だな、デヴィ夫人にはやぱり気品があるし、ドラえもんも固まり具合まで似ているものだな。
光司
本当に凄いですよね、まだまだ生け花の一致があるんですよ。
隊長
ははは、本当に見事だな、吉瀬美智子さんの上品さも、「ダメよ～」の下品さも、さかなクンの落ち着きのない慌しさ、性格まで「生け花」で表現できるということか。
光司
はい、本当に凄い先生だと思います。
千原ジュニアがラジオで秘密を語る！
光司
そして、この「生け花」と「ゲスト」の関係について、体験談を語った方がいます。
隊長
ほう、誰だね？
光司
お笑い芸人の千原ジュニアさんです。
隊長
ほう、この花がそうなのか。
光司
はい、自身のラジオ番組で「徹子の部屋」に出演した時のエピソードを語っていました。
徹子さんに「ジュニアさんはあれね、すごく繊細な部分があって、でも力強い部分があって、尖ってる部分があるのね」と言われ、
「『何でですか？』って訊いたら、
徹子さんとゲストの間に、花が置いてあるねん。これ、毎回違うわけ。これは華道家の先生がそのゲストをイメージしてやるねんて」
「『だからね、ジュニアさん。凄いしょぼい時もあるの』って」
「めちゃくちゃしょぼい時とかあんねんて」
隊長
ははは、生け花の先生は流石だな、それを感じ取る徹子さんも凄い！
光司
はい、さらに続きがありまして、千原ジュニアさんがテレビ局に張られている「徹子の部屋」のポスターを発見したときのことです。
「徹子さんの横にある生け花、めちゃくちゃデカイ花。これが黒柳徹子やってことなんですよ」と語り、
「俺のは花が『わー』ってあって、とんがったやつがピョンピョンてなってるやつやってん」
光司
と、生け花と人物の関係性を語っていました。
隊長
ははは、なるほどな、千原ジュニアはジャックナイフと言われていただけに、とんがった花があるんだな。
光司
そうですね、でも下のほうにきちんと綺麗な花がありますし。
隊長
でもとんがった部分も残っているんだな。
光司
そうなんですね、華道家の先生って本当に凄いですね。
隊長
本当だな、達人の域なんだろうな、これから「徹子の部屋」を見る時はゲストといっしょに「生け花」にも注目だな。
光司
はい、「徹子の部屋」を見る楽しみが増えました。
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