光司
あそこを歩いているハイヒールの女性、カッコイイですね。
隊長
そうだな、ハイヒールを履くと歩き姿が綺麗になるからな。
光司
え?ハイヒールってそうなんですか?
ハイヒールの美脚効果
隊長
ハイヒールは見た目も美しいが、きちんと歩かないと上手に歩けないからな。
光司
どういうことですか?不安定ということですか?
隊長
まぁ、それもあるが、きちんと踵から真っ直ぐに着地しないと姿勢のバランスが崩れるのだよ。
光司
へー、そういうものですか。
隊長
うむ、高い靴を履き慣れていないだろうギャルとか、変な姿勢で歩いているだろ。
光司
ああ、あの引きずるような、小刻みな歩き方ですかね。
隊長
そうそう、厚底サンダルやハイヒールだと、きちんと歩かないと姿勢が保てなくて変な歩き方になってしまうのだ。
光司
へー、ハイヒールって意外と難しい靴なんですね。
隊長
まぁ、スニーカーから比べればな。
光司
スニーカーだと歩き方や姿勢なんて、全く意識しないですもんね。
隊長
うむ、だからこそビジネスウーマンがハイヒールを履くと、背筋が伸びてきちんと歩こうという意識が、自然と働くのだと思うぞ。
高すぎるヒールは外反母趾に注意!
光司
でもカッコイイですよね。
隊長
そうだな、颯爽としていて「カツカツ」と足音が小気味いいしな、でも大変みたいだぞ。
光司
そうなんですか?
隊長
うむ、外反母趾になったりするみたいだからな。
光司
あらら、それは大変ですね。
隊長
必要以上にヒールの高い靴だと足のつま先の方に体重がかかってしまう。
光司
そっか、確かにそうですね。
隊長
きちんとサイズがあっていれば分散されるのだろうが、特に大きめだったり、ブカブカだと一部分に集中してしまうのだ。
光司
へー、小さめのほうが痛そうですけど。
隊長
もちろん小さいのもいただけない、ハイヒールはバランスよくフィットしていなければな。
光司
なるほど、やはり靴は難しいのですね。
男も靴で姿勢が変わる!?
隊長
女性のハイヒールだけじゃなく、男の革靴も同じようなことが言えるだよ。
光司
え!?そうなんですか?
隊長
普段革靴を履かない人は痛みを訴えるケースが多いだろ。
光司
確かにそうですね、「疲れたー」なんて言いますね。
隊長
あれはな、革靴のサイズが合っていない可能性が高いのだ。
光司
へー、そうですかね。
隊長
普段スニーカーの人はサイズ合わせが抵当で、革靴も大きめのサイズを選ぶ傾向があるのだよ、それでもスニーカーだと問題なく履けてしまうのだが、革靴だと調整が難しいのだ。
光司
なるほど、紐がなかったりしますもんね。
隊長
うむ、スニーカーと同じように大きめの革靴を買ってしまうと危ないのだ。
光司
どういうことでしょう。
隊長
大きめの革靴、たとえ紐靴でもスニーカーほどフィットさせることは難しい。
光司
まぁ、ギューッとは縛れないですかね。
隊長
うむ、そうなのだ、それで靴と足の甲に隙間がうまれてしまうのだな。
光司
はぁ・・・。
隊長
そこに隙間があると、人は上手に歩けないのだ。
光司
ピンときませんけど・・・。
隊長
簡単にいうとスリッパのような状態なのだ。
光司
ああ、カパカパして頼りない感じですか?
隊長
まぁ、それもあるが、歩き方がな、つま先をあげるような感じになるのだ。
光司
へー。
隊長
革靴で颯爽と歩く姿とは対極の、つま先でちょこちょこ歩く感じだ。
光司
それってハイヒールに慣れていないギャルのような歩き方ですか?
隊長
近いものがあるかもな、えーとな、でもそれは日本人の歩き方なのだよ。
光司
へ?
隊長
草履や雪駄を履いていた日本人は、歩き姿が前傾姿勢でつま先から持ち上げる傾向があるのだよ。
光司
うーん、イマイチわかりませんが。
隊長
踵から着地しないのだよ、草履や雪駄はつま先しか固定していないだろ。
光司
はぁ。
隊長
あれだ、忍者の走っている姿を想像すればいい、かなり極端だが。
光司
ああー、確かにつま先から着地のイメージですね。
隊長
うむ、着地で膝が伸びないだろ?
光司
はい、そうですね。
隊長
欧米の人は着地で膝が伸びるのだよ。
光司
へー、歩き方が違うのですか!?
隊長
ああ、日本人でも歩き姿が綺麗な人は、着地の寸前で膝が伸びるのだ。
光司
そうだったんですか!!!
隊長
ああ、しかしその歩き方だと、浴衣姿で草履は決まらないのだ。
光司
へー、歩き方まで国民性ってあるんですね。
隊長
日本のサラリーマンでカッコよく決まらない人が多いのは、実は歩き方もあるのだよ。
光司
歩き方なんて気にしたことなかったです!
隊長
凄い役者さんだと歩き方も使いわけているぞ。
光司
そうなんですか?
隊長
うだつのあがらない人物の役だと、猫背で前傾姿勢で歩幅が小さいし、偉そうな人物だと後ろに重心を持っていってふんぞり返るだろ?
光司
なるほど、確かにそうですね。
隊長
スマートな真面目なサラリーマンの役だと、颯爽と踵から着地して歩いているぞ!
光司
役者さんって凄いんですね~。
理想はジャストフィットの革靴
隊長
だから、やはり理想はジャストフィットの靴になるのだよ。
光司
なるほど、歩き方にまで影響するんですもんね。
隊長
ああ、女性は特にだな。
光司
そうですね、確かにハイヒールは大変そうです。
隊長
ハイヒールに限らず、男もきちんと革靴は試し履きをして、きちんとサイズを合わせて選んだほうがいいだろう。
光司
はい、わかりました。
隊長
靴のサイズはブランド、メーカーによって結構違うからな。
光司
そうなんですか?
隊長
ああ、欧米のブランドと日本のブランドでは特に違うかもな。
光司
なるほど、足の形だって違うでしょうし。
隊長
うむ、逆に日本人でも欧米の靴のほうが合う人がいるから、必ず試し履きをしてくれ!
光司
わかりました。
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