隊長
お!?納豆が好きなのか?
光司
はい、旅館の朝食には納豆が一番です。
隊長
朝もいいがな、納豆は健康のためには、夜に食べた方が効果的なんだがな。
納豆を食べるタイミング!?
光司
え!?夜ですか?普通納豆は朝じゃないですか!
隊長
普通というのがよくわからないが、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という成分があってな、それの効能が血液をサラサラにするのだよ。
光司
おお、それは凄いですね。
隊長
うむ、夜に食べると身体を動かさない睡眠中に血液がサラサラになっていいのだ。
光司
どういうことですか?
隊長
昼間は体温も高く、身体を動かすから血液の流れはスムーズなのだが、寝ているとその流れが穏やかになるからだ。
光司
・・・穏やかだと悪いんですか?
隊長
いや、穏やかだと血液の流れが緩やかだから、詰まりやすいということだな。
光司
へー、詰まりやすい時間帯に納豆でサラサラにしよう、ということですか。
隊長
ああ、その通りだな。
光司
それなら朝と夜にも食べようかな~。
食べ過ぎ注意?実は高カロリー
隊長
うーん、やはり納豆は一日一パックにしておいたほうがいいだろう。
光司
え?そうなんですか?
隊長
うむ、大豆製品の過剰摂取は大豆イソフラボンの取りすぎになってしまうからな。
光司
あ、豆乳の記事の時に言っていましたね。
隊長
うむ、納豆だって極端に食べ過ぎると、中国人男性のように胸が大きくなるかも知れないぞ。
光司
うわ、それは嫌ですね。
隊長
まぁ、あそこまでは相当な過剰摂取だろうから、納豆二パックでなるとは思わないが、納豆の他にも豆腐や味噌など大豆が含まれている食品はたくさんあるから、一パックで十分じゃないかな。
光司
なるほど、確かにそうですね。
隊長
それに納豆には、実はそれなりのカロリーがあるのだよ。
光司
そうなんですか?ヘルシーなイメージでしたけど。
隊長
納豆一パックで、100キロカロリー近いな。
光司
あらら、そうだったんですね。
隊長
だからこそ一日一パックと覚えておこうな。
光司
はい、わかりました。
納豆の効果を引き出す効果的な食べ方
隊長
どうせ納豆を食べるなら、より効率的な食べ方があるのだよ、なるべくなら納豆菌を増やして食べたほうがいいだろ。
光司
ああ、なるほど、それで効率的と。
隊長
うむ、大豆の栄養価に変わりはないが、納豆菌増殖のポイントは、ズバリ賞味期限だ。
光司
ああ、なるほど、スーパーで納豆を買うときに棚の奥から、なるべく新しい納豆を買えばいいんですね。
隊長
逆だ!むしろ賞味期限ぎりぎりがいいのだよ。
光司
え!?そうなんですか?
隊長
ああ、ある番組で実験していたのだが、一番納豆菌が増えるのが、賞味期限が過ぎてからだった。
光司
あらら、そうですか。
隊長
流石に賞味期限を過ぎたものは、納豆菌の他に問題があるかも知れないからおすすめはしないが、なるべくなら賞味期限ギリギリの納豆がいいのだよ。
光司
へー、それは意外でした。
隊長
さらにいうと納豆を食べる時の30分ぐらい前に、冷蔵庫から出しておいたほうがいいな。
光司
それも納豆菌ですか。
隊長
うむ、まさしくそうだ、常温にして菌の活動を促すのだな、しかも納豆菌が増えればネバネバが増えて、納豆の美味しさもアップするのだ。
光司
おお、それはいいですね。
熱に弱い納豆菌!加熱調理はNG
隊長
ただ、注意したいのが、納豆は熱に弱いのだよ。
光司
へー、そうなんですか。
隊長
だから納豆を加熱してしまうと納豆菌の多くは死滅してしまうのだ。
光司
あらら、それはもったいないですね。
隊長
うむ、納豆の味だけを楽しむのならそれでもいいのだが、どうせなら身体に良いほうがいいよな。
光司
はい、もちろんです。
隊長
だから、なるべくなら納豆は加熱をしないことだ。
光司
なるほど、結構納豆を加熱する料理がありますもんね。
隊長
ああ、だからな、あの、これはちょっと言いにくいのだが、熱々のご飯ですら危ないのだ。
光司
ええええええ!?
隊長
納豆菌のことを思えば、茶碗のご飯の熱が少し冷めてから、納豆を混ぜた方がよいのだよ。
光司
あらら、そうでしたか。
隊長
納豆菌は70℃を超えると弱いらしいのだ。
光司
へー、確かに熱々のご飯なら厳しそうな温度ですね。
隊長
うむ、ご飯もよそってから少したてばじゃなくなるからな、問題ないとは思うがな。
光司
なるほど、納豆を乗せるのは少し待った方がいいのですね。
隊長
うむ、あらかじめ納豆をよく混ぜておいて、ご飯も少し置いたほうが納豆にもいいしな。
光司
納豆菌の発酵とご飯を冷ます、と。
隊長
ああ、そこまで深く考えなくても、最初に納豆を混ぜておいて、食事の後半に納豆を食べれば問題ないだろな。
光司
納豆は夜で、食事の後半ですね、覚えておきます。
隊長
うむ、ただし納豆を混ぜるのは最初だぞ。
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