面接の極意！抑えるべきポイント！長いほうがいい？短いほうがいい？

コージくん、バイトの面接はどうだった？

ほう、よかったな、どんな手応えがあったんだい？

ほう、そうだったのか。

そうか、コージ君は事前に面接の本読んで勉強していたしな。

そうか・・・、それはある意味では、ヤバいかもな。

えーとな、知り合いの人事部の人と飲んだ時に面接の話になったのだが、えーと、その、な、特に新卒の学生達はな、受け答えが教科書通りで面倒なのだそうだ。

ああ、あまりにありきたりなセリフで、その子の思っていることがさっぱりわからないそうだ。

そうみたいだ、はっきり言うとそんなありきたりな受け応えはどうでも良くて、本音の意気込みや、やる気を見たいんだそうだ。

それでな、色々な質問をするわけだよ、面接の教科書に無いような質問を。

うむ、それでもな、そつなくこなす学生が多いんだそうだ。

悪くはない、準備することは出来る、そこは評価出来る、しかし十人中、一人がそんな学生ならそれも個性だが、十中八九そんな学生なのだそうだよ。

そういうことだ、だから変な質問や趣味の話題をふるわけだ、そこで個性が現れやすい、と。

ああ、だから何十社も受けてもダメだっった学生は、おそらく個性をうまく表現できていないのだよ。

だからな、面接が長ければいいという訳ではないのだよ、ありきたりな質問でも個性が飛び出してくる学生なら、そこで判断できる訳だ、「面白いやつだな～」とか「こいつはダメだ」とか、だ。

そつなくこなして、個性が引き出せないと面接は長引くわけだよ。

ああ、どういう人間か見極められないからな。

キレイな受け答えも大事だが、もっと大事なことがあるということだよ。

ところでコージくん、バイトのシフトについて聞かれたかい？

あら、それは厳しいな。

ああ、バイトは即戦力だ、面接官がいいと思えばすぐにシフトの確認になるものだ。

・・・残念だったな、次がんばれ！相手が求めているポイントを考えることだよ。