隊長
すまんがアルミホイルはないかね?
光司
アルミホイルですか?今は持っていないですけど・・・
隊長
ではそのジュースを飲み干してくれ。
はさみの切れ味が悪い
光司
わかりました・・・ゴクゴク、飲み終わりましたけど・・・
隊長
その空き缶が欲しいのだ。
隊長
ありがとう、チョキチョキ・・・
光司
え!?何ではさみでアルミ缶なんて切っているんですか?
隊長
こうするとはさみの切れ味が復活するのだよ。
光司
えええ!?そんなことでですか?
隊長
ああ、アルミホイルでもいいのだが、アルミという金属は融点が低いから、はさみで切った時の摩擦熱で表面が溶けて、はさみに付着してくれるのだ。
光司
えっと・・・包丁などを砥石などで削って研いだ成果とは違うのですか?
隊長
うむ、もちろんはさみもきちんと砥石で研いだほうが、より切れ味は戻るのだが、簡単な方法としてはアルミホイルやアルミ缶が便利なのだよ。
光司
へー、それは知りませんでした!
隊長
使っているうちにはさみの刃が目に見えないぐらいでも欠けていくからな、そこにアルミが入り込んでを補えるのだよ。
光司
なるほど、わざわざはさみを研がなくてもいいのですね。
隊長
ああ、今では100円ショップでも砥石が売っているのだが、はさみも100円で売っているからな、選択に悩むのだよ。
光司
確かに砥石は滅多に使うものではないですしね。
隊長
うむ、だからこそ身近なもので代用したいのだよ。
はさみがベタついている場合
隊長
ただ、空き缶を切ると飲み物の種類によっては、はさみがベタついてしまうのだよ。
光司
あ~確かにそうですね、コーラですいません・・・。
隊長
いや、いいんだよ、あまりにもこのはさみが切れなかったから助かったよ、それにこのベタつきを落とすのも簡単なのだよ、消しゴム一つで綺麗に落とせるのだ。
光司
へー、そうでしたか。
隊長
荷造りなどでガムテープを切った後なども、はさみに粘着質が残ってしまうことがあるのだが、こんなときも消しゴムが便利だな。
光司
はいはい、テープを切ると変な感じになりますもんね。
隊長
うむ、消しゴムで落とした後は、軽くアルミホイルでも切っておけば万全だな。
光司
なるほど、セットで考えたほうがいいのですね。
隊長
ああ、はさみに限らず何でも安く手に入る時代だが、長持ちさせることも一つのエコだと思うぞ。
光司
そうですね、無駄なゴミが減りますしね。
隊長
ただアルミ缶を切った後は切り口が尖っていて危険だから、アルミ缶の取扱いには十分に気をつけてくれ。
光司
そうですね、確かに危険です、アルミホイルのほうが無難ですかね。
隊長
うむ、アルミホイルも使用済みのもので構わないしな、よっぽど汚れていれば別だが。
光司
おお、それこそエコですね。
隊長
おにぎりを包んでいても、全てがおにぎりに直接触れているわけではないから、はじの方のアルミホイルを切ればいいのだよ。
光司
それが一番良さそうですね、エコで安全ですし。
隊長
あと、はさみの動きが悪い場合は、支点に鉛筆やシャープペンシルの芯で擦るといいぞ。
光司
それって鍵がスムーズに回らないときのテクニックですよね?
隊長
ああ、全く同じような効果が期待できるのだ、もちろん潤滑油があればそのほうがいいがな。
光司
なるほど、結構身近なもので代用できるものですね。
隊長
うむ、もちろん専用品にはかなわないが、そのたびに物を増やしていくことにもなるからな、覚えておいて損はないだろ。
光司
はい、勉強になりました。
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