光司
隊長は髪がフサフサですよね~。
隊長
ん?急にどうしたんだね?
光司
いやー、最近僕の頭が薄くなってきたんですよ~。
人は何故ハゲるの?
隊長
そうか?あまり気にならないぞ!
光司
抜け毛も多いし、細くもなってきたんですよ。
隊長
あまり気にするなよ~。
光司
でも気になりますよー、育毛剤買おうかな~、僕はまだ20代ですし。
隊長
それがいかんのだな。
光司
え?
隊長
人は何故ハゲるかわかるか?
光司
・・・いえ、遺伝ですか?
隊長
まぁ、遺伝がないとはいわん、人それぞれ理由はあるだろうが、一番は「老い」だよ。
光司
ですよね、10代の若者はハゲないですもん。
隊長
うーん、そのな、肉体的な老いもあるにはあるのだが、考え方の老いが原因なんだと思う。
光司
どういうことでしょう?
これからお話することは、あくまで持論なので、参考程度にお読みください。
ハゲる人とハゲない人との違い!?
隊長
考え方の老いとはな、要するに頑張らなくなることだ。
光司
はぁ。
隊長
例えば一生懸命でなくなる、深く考えなくなる、ほどほどでよくなる、ようなことだな。
光司
それってまずいんですか?
隊長
うーん、とな、ちょっと難しいのだが、色々考えて考えて、あえてほどほどなら問題ないのだが、どーでもいい、といった諦めた思考回路は脳を極端に衰えさせるのだ。
光司
諦めた思考回路、ですか。
隊長
うむ、覇気がなくなった状態とでもいうかな、あくまでも私の持論だぞ、正しいとか正しくないとかではないが、人間が老いていくということはな、人から必要とされなくなったときのなのだよ、周りの人に必要とされていない、と感じると急速に人は老いる。
光司
そうなんですか・・・なんかせつないですね。
隊長
そうだな、私も離婚を経験して、その状態にしばらく陥った。
光司
そうだったんですか。
隊長
ああ、久しぶりにあった兄に、あまりの老けっぷりに驚かれたものさ、私の場合はなんとか次なる目標、生きていく意味を見つけられて戻ることができたがな。
光司
よかったですね。
隊長
うむ、あの状態が続けば、何もしなくて筋肉は衰えっぱなしで、身体がどんどん弱っていっただろう。
光司
なるほど、考え方が落ちていると身体に影響があるのですね。
隊長
うむ、考え方と肉体の調子は繋がっているのだと思う。
光司
どういうことでしょう?
隊長
何かの本で読んだのだが、うつ病患者にマッチョはいないんだそうだ。
光司
へー、あ、確かにイメージ出来ませんね。
隊長
そうだろ?人間、身体が健康だと考え方がマイナスには傾きにくいのだ、逆にガリガリで筋肉がない身体で、うつむき加減ではプラス思考にもなれない、のだそうだ。
光司
なるほど、体ありきなんですね。
隊長
痩せていても、ほどほどに筋肉があれば問題ないがな。
光司
そうですよね。
隊長
あくまでも極端な例えだがな。
光司
なるほど、ではスポーツマンはハゲないんですかね?
隊長
必ずではないがな、その傾向はあると思う。
光司
なるほど。
隊長
しかしプロのスポーツ選手ほど肉体の老いを感じやすいからな、思考がマイナスにもなりやすいのだ。
光司
そっか、ベストの頃の自分と比べちゃいますもんね。
隊長
まさにそれだ、数字としてもはっきりと衰えは表れるからな。
光司
シビアな世界ですね。
隊長
うむ、ざっくり言うとな、ほどほどの運動とプラス思考、これだ。
光司
それだけでいいんですか?
隊長
ああ、案外難しいがな、根っからのプラス思考の人間には簡単かも知れないが、大抵の人はそうじゃない。
光司
そうなんですか?
隊長
ああ、とっても明るい人でもな、陰気なところを周りに見せないようにしている人、常に自分を鼓舞している人、努力の末にプラス思考を身につけた人、いろいろだ。
光司
そっか、そうだったんですね。
隊長
うむ、松岡修造さんや関根勤さんの本を読むといいかもな。
光司
へー、お二人とも根っからのポジティブ人間に見えますけどね。
隊長
そうだよな、まぁ機会があったら読んでみてくれ、衝撃を受けることになるだろう。
薄毛対策のほとんどが効果がない理由!
光司
考え方で薄毛がなくなるのならいいですよね。
隊長
そうだな、薄毛というよりは健康になる、だがな。
光司
健康だとハゲないんですかね?
隊長
まぁ、ハゲが不健康というわけではないが、一種の老いと見ていいだろう、これを見てくて。
光司
うわ、ずいぶんと差がありますね。
隊長
うむ、この猿は同い年だ。
光司
あらら、この差はなんでしょうか?
隊長
一方の猿には腹一杯に食事を与えて、もう一方は少なめ、腹6分だったかな。
光司
やっぱり食事って大事なんですね。
隊長
ん?どういうことだ?
光司
栄養不足で老いていくんですよね。
隊長
いや、逆だ、食事制限されている方の猿が、若々しいC、Dの写真だ。
光司
ええええええ?そうなんですか!うわー、なんか、これ、凄いことですね。
隊長
そうだろ?腹一杯に満たされるのがいいとは限らないのだよ。
光司
なんだろう、この感じ・・・。
隊長
食べることが必死だった時代を生きていた人は、現代が恵まれていると感じるが、
光司
ええ、お年寄りはそんなことを言いますすね。
隊長
現代はあまりに簡単に食事、ご馳走にありつけてしまう不幸があるのだ。
光司
不幸ですか・・・確かに努力しないで済みますもんね。
隊長
そういうことだ、食事にドラマがないのだな、誕生日や特別な日でなくても、焼き肉やお寿司は当たり前だしな。
光司
確かにそうですね。
隊長
この感じがわかるかな、満たされ過ぎていて、頑張る必要がない、ほどほどでいいと思ってしまう現代社会の難しさが。
光司
その状態が「覇気がない」ということですか。
隊長
うむ、まさしくそうだな、食事制限されたほうの猿は、満足感も薄いかも知れないが、もっと食べたいという欲求があるよな。
光司
そうでしょうね。
隊長
一方の「もう食べられない」って感情の猿には、あとは寝るぐらいしか欲求がないのだよ、この差がな、体内のホルモンを活性化させたりな、脳みそをフル回転させたりするわけだ。
光司
なるほど、確かにお腹いっぱいに満たされると、何も考えないですね。
隊長
ああ、体内の血液が食べたものを消化するためだけに使おうとするからな。
光司
へー、だから食後は眠くなるんですか?
隊長
そうだ、だから食後は寝て構わない、という人もいるな。
光司
そうだったんですね!
隊長
だからな、腹一杯食べて覇気がない状態で、どんなに高級な育毛剤や育毛シャンプーを使っても、結局は焼け石に水なのだよ。
光司
へー。
隊長
焼け石を冷ますことが先決だ、育毛剤やシャンプーが悪いとは言わないが、そうやって自分の身体のことなのに、他力本願で他に解決策を求めても身体の内面は何も変わらないのだ。
光司
そっか、内側からの問題なんですね・・・。
隊長
うむ、覇気を纏い、前向きになってから、育毛剤を使えば、その効果も期待できるというものだ、育毛剤の効き目は一定だが、前向きに信じられることが大事だな。
光司
なるほど。
隊長
これで良くなる、という思いが身体にいい影響を与えるのだよ。
光司
考え方ありき、なんですね。
隊長
ああ、考え方を良くするのにも身体は必要だからな、髪の毛を鍛えることは出来ないが、筋肉は鍛えられるだろ?
光司
はい、そうですね。
隊長
筋トレをした後って、妙な自信がみなぎらないか?
光司
ああ、ありますね、ちょっと強くなったような気分になります。
隊長
うむ、その感覚が大事なんだよ、あの感覚が脳を、考え方を前向きにしてくれる。
光司
へー、筋トレ大事なんですね。
隊長
これはな、あるテレビ番組の企画で芸人さんがダイエットした企画なのだがな、
光司
ああ、これ見たことあります、初恋タローさんですね。
隊長
うむ、見たことあるならわかるな、肉体の変化だけではなく、あのオタクな感じのまったりとした喋り方まで変わっただろ?
光司
はい、何かしっかとした、相手の目を見て話す感じになっていましたね。
隊長
そうなんだよ、あれには衝撃だった。
光司
自信がみなぎっているのがよくわかりましたね。
隊長
ああ、浜ちゃんにもツッコまれていたな、話し方まで全然違う、って。
光司
そうでしたね。
隊長
考え方と肉体を整える、これは自分で出来ることだ。
光司
そうですね。
隊長
そこが整えば、健康体となり、結果薄毛も改善されていくだろう。
光司
なるほど、薄毛からの対策ではなく、他を整えろと、健康第一なんですね。
隊長
そうだな、健康と考え方だ。
光司
考え方、あまり意識したことなかったです。
隊長
では、考え方が悪いと何故身体に悪いかを説明しよう。
考え方で健康に?そんなわけ・・・
隊長
大昔、太古の人類は、狩りをしていたよな。
光司
はい、そうでしょうね。
隊長
動物を仕留めるために、出かけるわけだ、しかし、トラやライオンやマンモスなどの猛獣に出くわすことだってあっただろう。
光司
ええ。
隊長
そんな時、人は生命の危機に遭遇するわけだ、そうなると人間の身体は自然と反応するのだ、戦うにしろ、逃げるにしろ、俊敏に動かなければならない。
光司
はい。
隊長
そのためには心拍数をあげて、全身に血液を送るのだ、活発に動けるようにな、そして状況判断しやすくなるように脳みそもフル回転だ。
光司
はい。
隊長
そして手に汗を握るのだ、武器を持ったりするときに滑らないよう、足の裏にもな、逃げるにしろ、滑らないようにな。
光司
なるほど。
隊長
そしてケガをする可能性があるから、血液をドロドロにするのだよ。
光司
え?
隊長
止血作用を高めるためだ、そうなると血液の流れが滞るから、さらに血圧をあげるのだ。
光司
なるほど、ドロドロの血液を送り出すために血圧を上げる、と。
隊長
うむ、そうやって危機に身体が備えるわけだ、結果無事にやり過ごせれば、汗は止まるし、血圧も下がり、心拍数も落ち着く。
光司
そうですね。
隊長
しかしな、現代社会ではどうだ?
光司
トラはいませんが、同じようなことがありますね。
隊長
そうだろ?猛獣はいなくても、モンスターペアレントや理不尽なクライアント、嫌な上司など様々なストレスはあるよな。
光司
はい、手に汗を握る、なんてありますね。
隊長
それがすぐに解決すればいいがな、その状態が長引くこともある。
光司
そうですね、何日も何カ月も続くことがあります。
隊長
それだとな、ずっと血圧が高い状態が続く、ということなのだよ。
光司
確かに・・・。
隊長
仕事の場合は簡単には片付かないかも知れないが、そういった不安をずっと引きずることが身体に悪いのはわかるだろ。
光司
そうですね・・・ずっとトラに睨まれているようなものですね、ということは・・・ずっと血圧が高いということですか。
隊長
うむ、それが現代社会の大変さなのだな、そこでなんとかポジティブに、考え方で前向きに持っていけると違うだろ?
光司
そうですね、同じ問題でも前向きな人がいます。
隊長
それだな、それが考え方で病気になったりする人とそうじゃない人の違いだ。
光司
なるほど・・・深いんですね。
隊長
ああ、あまりにお気楽で周りに迷惑をかける人は別だが、ある程度のポジティブは大切だ、立派な才能、スキルでもある。
光司
なるほど~。
隊長
ネガティブだと、それだけで周りに迷惑だしな。
光司
ああ、確かに面倒くさい人いますね、そうならないように気をつけます。
隊長
そうだな、考え方次第でどんどん悪い方向にもいくし、身体の調子も悪くなる、そうすると衰え、老いが進行する。
光司
ハゲもその結果の一つなんですね。
隊長
そういうことだ、もちろんそれだけがハゲの原因ではないが、高級な薬や育毛剤で身体の調子まで整えてくれるわけではないからな、
光司
そうですね。
隊長
あくまでも身体の調子を整えて、考え方を整えて、それからだな。
光司
なるほど、よくわかりました。
隊長
偉そうに言ってごめんな。
光司
いえ、勉強になりました。
隊長
私も離婚して半年は本当に老けてしまって、不健康になってしまったからな、コージくんにはそうなってほしくなかったのだよ。
光司
そうでしたか、色々教えてくれてありがとうございました。
隊長
ああ、そうだ、この考え方をうまく表現していた人がいるのだ。
光司
へー、誰ですか?
隊長
うむ、あのアントニオ猪木さんだ。
光司
ああ、これは聞いたことがあります。
隊長
うむ、素晴らしい言葉だな。
光司
はい、行けばわかるんですね。
隊長
そうだな、危ぶむなかれ、だな。
光司
はい、前向きに頑張ります。
隊長
ああ、楽しむことも忘れずにな!
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