隊長
TIMのゴルゴ松本って知っているか?
光司
はい、「命」のギャグの人ですよね。
隊長
ああ、ゴルゴ松本の言葉に感動してしまったよ。
干されていた!?ゴルゴ松本の久しぶりのテレビ出演!
光司
そういえば、最近見ていなかったですけど・・・。
隊長
そうだな、ちょっと前まではよくバラエティー番組で見かけていたがな、そんなゴルゴ松本がな、久しぶりにテレビで見たのだが、感動ものだったのだよ。
光司
感動ですか?お笑いじゃないんですか?
隊長
うむ、もちろん笑いありなのだが、笑いあり涙あり、いや、涙大ありの展開だったのだよ。
光司
へー、どんな内容だったんですか?
隊長
うむ、ゴルゴ松本は三年ぐらい前から少年院を回って講演していたんだそうだ。
光司
へー、少年院ですか。
隊長
ああ、そこで問題を抱えてしまった少年達を、必死で励まして笑わせていたのだ。
光司
それで、テレビ出演していなかったんですか、凄いですね、ちなみにどんな講演だったんですか?
隊長
うむ、ゴルゴ松本の代名詞、漢字を使ったギャグにちなんで、漢字を使っての講演なのだよ。
光司
へー、金八先生みたいなものですか?
隊長
ああ、まぁ、そうだな、近いといえば、近いかもな。
金八先生を超えた?ゴルゴ松本の漢字談義
隊長
それでな、ゴルゴ松本は少年たちに夢を語らせてな、それから辛いときはどうする?と尋ねてな。
光司
はい。
隊長
そうすると少年が「ムカつく」とか「クソ!」って言いますという意見があって、それはいいんだ、とゴルゴ松本さんは言うんだ。
光司
はぁ。
隊長
いい事も悪い事も、どんどん言葉にだして吐き出せばいいんだと、そこから成長していければ弱音はだんだん吐かなくなっていく、と。
光司
はぁ。
隊長
そうすれば「吐く」という漢字から弱音、マイナスを一つ減らすと、「叶う」になる、と。
光司
おお、なるほど。
隊長
そうすれば、夢は叶う、と。
光司
素敵ですね。
隊長
うむ、意外だったぞ、他にもたくさんの名言があったぞ!
光司
どんなのですか?
「逃げていい」、「逃げるんだ」
隊長
ああ、私が特に感動したのが、「逃げていい」と言ったのだよ。
光司
・・・いいんですか?
隊長
ああ、よくある意見は逆だよな?辛いことから逃げるな!というのが大半だ。
光司
そうですよね「逃げちゃダメだ」なんてよく言いますよ。
隊長
うむ、私が知る限りこの言葉を公言しているのは、精神論を語る斎藤一人という人と、ミュージシャンのYO-KINGという人しかいない。
光司
はぁ・・・。
隊長
まぁ、をれはいいか、他にもいるかも知れないし、ゴルゴ松本さんは危険だと思ったら逃げていい、という。
光司
はい。
隊長
逃げるな、というのは理想ではあるが、逃げてしまったことがある人には、辛い言葉でもあるよな?
光司
ああ、なるほど。
隊長
そんな人も否定しないのだ、逃げたあと、また軌道修正して夢にむかえばいいんだ、と。
光司
そうでしたか。
隊長
「逃げる」という漢字もちょっと変えれば「挑む」になる、と。
光司
うわ、本当ですね。
隊長
うむ、唸らされたよ。
苦難、困難、災難、無難
隊長
「幸せ」とうい漢字も一つ欠ければ、「辛い」だろ?
光司
ああ、そうですね。
隊長
そうなると、苦難や困難や災難にみまわれることにもなる、そういうのがない人生を「無難」と言うのだそうだ。
光司
おお、なるほど・・・深いですね。
隊長
うむ、さらに「難」が「有る」ことを、「有り難い」 とも言うのだ。
光司
ああ、あれ?ありがたいんですか?
隊長
うむ、無難の反対が有り難いんだよ、苦難や困難や災難で成長する機会が与えられるわけだよ。
光司
そうだったんですか。
隊長
ああ、だからそういう辛い体験は、実は有り難いんだよ。
光司
・・・素晴らしすぎます。
隊長
そうだな、私も感動してしまったよ。
渾身のギャグ「命」の誕生秘話
隊長
ゴルゴ松本の代表作の命とういギャグは1997年に田舎の山を見て思いついたんだそうだ。
光司
へー、そうでしたか。
隊長
「命」という漢字は、人を一つ叩くと書くが、それはゴルゴ松本さんが言うには、間違いなんだそうだ。
光司
はぁ。
隊長
命懸けで産んでくれた母親がコージくんにもいるだろ?
光司
はい、お母さん。
隊長
みんな必ずいるよな?医療が進歩していなかった昔は、亡くなってしまった方もたくさんいただろう。
光司
はい、そうですね。
隊長
出産という、自らの命も危険な状態になる大変なことをしてまで、産んでくれたわけだよ。
光司
・・・はい。
隊長
そのまま亡くなってしまうお母さんもいるわけだ。
光司
・・・そうですね。
隊長
「命」という漢字は「女」で始まるんだそうだ。
光司
へ?
隊長
女は「くノ一」だろ?
光司
はぁ、あ、書き順がいっしょですね。
隊長
うむ、そして女が土台となって、命が始まる。
光司
・・・。
隊長
女と台 「始まる」だ。
光司
うわぁ・・・そうだったんですね。
隊長
ああ、全ては女から始まったのが命なんだそうだ。
光司
・・・深いですね。
隊長
うむ、まるで深海だな、だから男は女を大切にしなくちゃいけないぞ!と熱弁していた。
光司
素敵な話ですね。
隊長
ああ、ゴルゴ松本のことをちょっと見直しただろ?
光司
そうですね、全く見方がかわりました。
隊長
講演も上手だし、もちろん笑いもとっていて、本当に最高だったぞ!
光司
そうでしたか、僕も見てみたかったです。
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