シークレット・D 

足下(足元)を見る、の意味!靴が全てではないが判断基準になる!

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光司
大雨で靴がグチャグチャになっちゃいましたよ。

隊長
そんな靴の状態だと足下を見られてしまうぞ!
光司
それってどういう意味なんですか?
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足下見やがって!どういう意味?

隊長
「足元を見る」は、最近ではいい意味で使われないかもな。
光司
そうですよね、バカにされた感じです。
隊長
元々は籠の人が利用者の足下を見て、疲れ具合を判断して値段を決めていたことに由来するそうだ。

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光司
へー、そんなことで判断するんですか!
隊長
今と違って整備されたアスファルトではないしな、そもそも草履だろうし。
光司
ああ、そっか、直ぐに痛むんですね。
隊長
そうだろうな、痛み具合で遠方の人とか判断出来るのだろう。
光司
なるほど。

国によっては靴が判断基準

隊長
外国でも靴で人を判断する文化はあるな。
光司
へー、欧米でもそうなんですね。
隊長
欧米・・・国によるな、アメリカはゆるい印象がある。
光司
そうなんですか!
隊長
もう少し歴史のある国は靴を大切にする傾向があるな、階級社会が根強く残っているのだろうな。
光司
現代でもですか。
隊長
ああ、労働者と上流階級を分けるというよりは、全うな見識の持ち主かどうか、という意味あいがあるのではないだろうか。
光司
はぁ。
隊長
高級ホテルや高級レストランだと、スニーカーでは断れてしまうこともある。

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光司
あらら。
隊長
きっと長い歴史の中で、他国、多民族の人たちを受け入れる時の判断基準に一つとして、靴で判断するようになっていったのだろう。
光司
変な人を入れないということですか。
隊長
ああ、どんなに良い人でも、そこに(お店側)気を使えない人だと、その程度の人だと。
光司
なんかイヤな感じですね。
隊長
それがそのお店の信頼にもなるからな。
光司
ああ、常連さんにとってですか。
隊長
うむ、変な輩を受け入れてしまうと、上流の方々の迷惑になるだろ。
光司
まぁ、確かに。
隊長
文化がまるで違うアジア人なんかは、特に足元を見られるだろうな。
光司
わからないだけにですか!
隊長
うむ、やはり向こうも外国人は不安だろうからな。
光司
そっか。
隊長
日本だって中国人観光客の扱いに困っているしな。

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光司
ああ、文化が違いますもんね。
隊長
うむ、当然のようにごみを捨てたり騒いだり、色々やらかしてくれる。
光司
確かにそうですね、そっか、確かに中国人がうるさいお店で食事はしたくないかも。
隊長
お店側の気持ちもわかるだろ?だからこそ、きちんとした身なりで、この人は大丈夫、と思って貰う必要があるのだな。
光司
そっか、身だしなみを整えるというのは、身分証明でもあるのですね。
隊長
まさしくそれだな。
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新しい靴がいい訳ではない!

隊長
それに靴を見ると、その人のことが色々わかるものだよ。
光司
へー、何がわかるんですか?
隊長
新しい靴、新品の靴だと難しいが、休日の居酒屋の集まりで革靴を履いてくる人は、生真面目さんとかな。

光司
革靴はダメですか?
隊長
いや、そんなわけではない、革靴の種類にもよるな、仕事用のと使い分けていると粋だが。

光司
おお、これはカッコいいですね、革靴も色々と難しいんですね。
隊長
うむ、スニーカーでも有名ブランドやホームセンターの1000円のスニーカーだと、何となく違うだろ?
光司
ああ、確かに見た目を気にしない人なのかなと思います。
隊長
うむ、それが悪いというわけではないが、性格を見極める目安にはなる。
光司
なるほど、確かにそうですね。
隊長
洋服にはお金をかけていても、汚い靴だと残念な印象になるしな。
光司
ああ、わかります、びっくりするぐらい汚いスニーカーの人もいますしね。

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隊長
うむ、他にも靴の踵を踏んづけていたらズボラとかな、要するに日頃の行いというかな、人となりが出やすいのが足下の靴、手を抜きやすいポイントなのだな。
光司
そっか、それが「足下を見る」ということなんですね、付け焼き刃の洋服だと足元を見られてばれてしまう、と。
隊長
うむ、学生さんのように靴のサイズがどんどん変わる成長期でもないのなら、使い分けの出来る素敵な靴をいくつか持ちたいものだな。
光司
そうですね。
隊長
それに革靴は手入れが出来る!というのがメリットなのだよ。
光司
磨ける、ということですか?
隊長
ああ、新品の輝きもいいが、ある程度皺の入った革靴が、綺麗に保たれていると素敵なモノだよ。

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光司
へー、わかるものですかね。
隊長
同じような人にはわかるさ。
光司
革靴の手入れをしている人、ということですか?
隊長
ああ、言葉を交わさなくても、通じ合うものがある、靴を大切にしない人というのは、極端なことを言うと優しさが欠けている傾向があるのだ。
光司
本当ですか?
隊長
本当に極端な意見だが、自分さえよければ構わないということだな、周りに迷惑をかけていない、と本人は思っているが、相手への敬意が欠けている、結局は自分のことしか考えていないのだ。
光司
極論ですね。
隊長
うむ、あくまで極端な意見、その傾向が、かいま見えるということだぞ、まぁ、靴に限らず身なりを整えるという行為は、周りの人の為だろ?
光司
ああ、はい、そうですね。
隊長
たまに「私はこの格好が好きだから」と極端な格好の人もいるが、コスプレパーティーでもない限り、周りには迷惑極まりないからな。

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光司
ああ、なるほど、思い当たる人がいますね。
隊長
特別なパーティーやそういう場でなら構わないが、常日頃からそうな格好のはいただけないだろ。
光司
ですね、いっしょに行動はしたくありません。
隊長
逆に着ているものなんかはどうでもいい、と何も気を使わないのも同罪、ということだがな。

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光司
確かにそうですね、友達と外で遊ぶ時にスエット姿だとバカにされているように感じます。
隊長
ああ、もし恋人の両親に初めて会いにいく時は、着るものに気を使うだろ?
光司
そうでしょうね、汚い格好では行かないです。
隊長
その相手を敬う気持ちが、普段全くない人というのは、やはり周りの人への配慮が掛けているのだよ。
光司
ああ、なるほど。
隊長
程度の差があるにしろ、身だしなみを整える行為は、周りの人への愛だよ。
光司
愛ですかw
隊長
うむ、自分さえ良ければという思考だと、夏は裸でいいことになるからな。
光司
ははは、そっか。
隊長
自宅の中ならそれでいいし、コスプレしても迷惑じゃないしな、その使い分けが下手な人、普段意識していない人は、たまに洋服を着飾っても靴にまで気が回らないだろうから、「足元を見る」と判断基準になるということだな。
光司
おお~なるほど、足下に戻ってきましたね。
隊長
ああ、長くなってしまったな、身だしなみを整えて、革靴も定期的に磨いて、スニーカーも専用の洗剤で洗って、綺麗な靴で行こうじゃないか。
光司
はい、これからはそうします!

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