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お手軽な靴磨き!革靴の簡単お手入れと極意!はじめの一歩!

kawagutu 

光司
この間の「俺のダンディズム」の革靴の話を聞いて、僕も革靴に興味が湧いてきました。

隊長
おお、そうか、それは嬉しいな。
光司
まずはどうしたらいいでしょうか?
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新しい革靴を買う前に靴磨き!

隊長
そうか、うん、いいことだ、そうだな~、まずは今もっている革靴を持ってきたまえ。
光司
はい、これです。

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隊長
そうか、うーん、まぁ5000円といったところか。
光司
いえ、3980円であります。
隊長
・・・そうか。これは、外羽根式のプレーントゥと言ってな、まぁ、無難な靴だ、冠婚葬祭問題ない、持っている革靴はこれ一足だけか?
光司
はい、そうなんです、もっとカッコいいのが欲しくなったんですよ。
隊長
では、まずこの革靴のお手入れから始めようじゃないか。
光司
え?手入れってなんですか?
隊長
靴磨き」って知っているだろう?
光司
ああ、まぁ、やったことないですけど。
隊長
そうだろう、くすんでいるからな。
光司
いや、そうじゃなくて、新しい、カッコイイ革靴が欲しいんですが・・・。
隊長
それはお金があればいつでも買える、まぁ待て!これから話すことは、私の個人的な考えなのだがな、「革靴」というモノは、新品のままだとあまり格好良くないのだ。
光司
はぁ。
隊長
ある程度、履きこんでいて皺も入り、それを手入れしながらキレイに保っている革靴が格好いいのだ。
光司
そういうものですかね。
隊長
うむ、革靴が足に馴染む、ということだ。まぁ、あくまで私の個人的な意見だがな。
光司
なるほど、洋服でも新しいのって、何だか浮いてしまっているような人いますもね。
隊長
お!?するどいね、そういうことだよ、馴染んで柔らかくなって、その人の身体にフィットしてくるものだ。
光司
なるほど~、革靴もそうなんですね。
隊長
ああ、だからな、まずは今持っている革靴をキレイに磨いて、履きこんでいってほしいのだ。
光司
そうでありました。
隊長
うむ、そのほうが次に革靴を買う時に失敗しないと思うぞ!
光司
はい、わかりました。
隊長
手入れと言ってもな、ピンからキリまで色々あるのだが、いきなり難しい手間のかかることをやっても、イヤになるかも知れんからな、簡単な靴磨きがいいだろう。
光司
はい。
隊長
本当の初歩は、100円ショップに売っているサッと一吹きで終わり、のうようなシートでいいと思う。

光司
へー、こういう便利なものがあるんですね。
隊長
ああ、このような簡単な日頃の手入れが楽しいと思えるようになってから、本格的な靴磨き、次のステップに向かうといいぞ。
光司
なるほど、ちなみに次はどんなことをするのですか?
隊長
うむ、そうだな、革靴の汚れをブラシなどで落としてから、少量の油を足して革に潤いを与える、だな。
光司
油ですか?
隊長
サラダ油ではないぞ。
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 万能のミンクオイル!全ての革製品に!

隊長
革製品に使える油が売られているのだよ。

光司
あ、なんかこれ見たことあるかも・・・。
隊長
うむ、靴屋やホームセンターのレジの近くにあるかもな、革靴用の専門の油もあるのだが、このミンクオイルだと大抵の革製品に使える万能品だからおすすめだな、一つあると良いぞ!
光司
そうなんですね。
隊長
ああ、それにリーズナブルだしな、他の革製品、ベルトや財布などにも使えるぞ!
光司
それはいいですね。
隊長
ああ、ポイントは汚れを落としてから少量を薄~く伸ばして使うことだ。
光司
たっぷりじゃダメなんですか?
隊長
ダメなんだ、ついやってしまいがちなのだが、たっぷりだと染みになってしまうから気をつけるように。
光司
なるほど~難しいんですね。
隊長
ああ、本当にちょっとでいいのだよ、それに靴磨きの度に、毎回油を足す必要もないぞ。
光司
油の付け過ぎもダメなんですね。
隊長
ああ、靴磨きについては、この先もたくさんあるだがな、まずはここぐらいまでを、日ごろから当たり前に出来るようになってからの話だ。
光司
そうですか、でも聞きたいです。
隊長
そうか?うーん、そうだな、今までのステップはな、人間の肌で例えると洗顔をして化粧水をした、というところだ。
光司
はぁ。
隊長
若い内は顔を洗っただけでいいだろうが、年を取るとな、潤いがなくなって洗顔後は肌がつっぱってしまうのだ、だから化粧水で潤す、そういうことだ。
光司
なるほど~。
隊長
うむ、ここからはな、美に敏感な女性といったところだろうか。
光司
うーん、よくわかりません。
隊長
そうだな、男ならここまでだな、女性はな、ここから乳液を足したりして、さらに潤いを足していくのだ。
光司
はぁ。
隊長
そして、お出かけ前には化粧をして、帰宅すると化粧を落として、洗顔して時々パックもするな、そして化粧水、乳液とお手入れするのだ。

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光司
はぁ、それがどうしたんですか。
隊長
靴の手入れもな、それに近いところがあってな。
光司
ええええ?
隊長
うむ、ここまで徹底してやる人は少数派だがな、靴墨ってあるだろ、あれが化粧のようなものだ、革靴の色を整えて、外気、ホコリから革を守る。
光司
へー。
隊長
だけど革も肌と同じように生き物だったから、汚れを落として、靴墨をキレイに落として、お手入れするのだ。
光司
・・・かなり面倒ですね。
隊長
そうなのだ、女性のように毎晩やる必要はないがな、時にはすべての靴墨を落として革靴の表面をすっぴんに戻してあげるのだよ。
光司
かなり大変そうですね・・・。
隊長
そうだな、そこまで徹底してやるの人はよっぽどの靴好きだな。
光司
そうでしょうね。
隊長
だからこそ、そこまでしたくなるような、美しい高級な革靴を手に入れたくもなるのだろう。
光司
へ~。
隊長
急にそんなことやれと言ってもやりたくないだろ?
光司
・・・そうですね、ちょっと無理かも。
隊長
だから深く考えずに、簡単なお手入れをしてみることを進めているのだ。
光司
なるほど、よくわかりました、とりあえず100円ショップに行ってきます。
隊長
うん、それが楽しくなってきたら、次の段階にいくといい。
光司
はい、わかりました。

靴磨きセットが便利!

隊長
簡単なお手入れをマスターして、靴磨きの次のステップにいくときは、こういった「靴磨きセット」を買うのがおすすめだ、値段もお手頃な価格のものからあるぞ!

光司
あ、本当だ、案外安いんですね。
隊長
ああ、もちろん高い靴磨きセットもあるが、自分の中で基準が無ければ良いものもわからないからな、高級な靴磨きセットはもっと先でもいいと思うぞ。

光司
うわ、これはめちゃくちゃ高いですね、でもカッコいいかも・・・。
隊長
ちなみに靴磨き界の異端児、シューシャイナーと名乗る人物がいてな、彼は靴磨きを芸術の域まで高めており、最高にカッコイイぞ!

光司
おお、凄い早さですね、確かにカッコイイです。
隊長
そうだろ、最高にカッコイイよな。
光司
はい、ところで靴の中に入っている木はなんですか?

隊長
ああ、そうだったな、大事なモノだ、シューキーパーともシューツリーとも言われているものでな、革靴を履いていない時の形を整えておくものだ。
光司
へー、そんなものがあるんですね。
隊長
ああ、新品の革靴にも紙を丸めたようなモノがあるだろう?
光司
あーなるほど、ありますね、あれですか。
隊長
うむ、あれがないと段々と丸まっていくというか、靴底が反ってしまうのだ、君の革靴も平らな所に置くと、つま先が浮いて底がずいぶん反っているだろ?
光司
あ、本当ですね、気にしたことがなかったです。
隊長
その反りをを予防するものだな、皺を伸ばす効果も期待できるぞ、まぁ本格的なシューキーパーでなくても新聞紙でも良いのだかな。
光司
そういうものなんですね、じゃあやっぱりこの革靴はもう皺が入っているからダメですかね・・・。
隊長
そんなことはない、完全に皺がなくなることはないが、正しい手入れとシューキーパーで、少しずつ元の形に近づいていくぞ。
光司
そうなんですか?それならシューキーパー欲しいです。
隊長
100円ショップにいくのなら、シューキーパーを探してみるといい、プラスチック製のがあるかも知れないぞ!
光司
そうですか、わかりました。
隊長
ただ中にはバネ式のシューキーパーがあってな、結構強くカカトを押し付けることになるから、安い革靴だとバネのちからで踵が歪んでしまうことがあるんだ。
光司
あらら、そうなんですか。
隊長
ああ、だからバネ式ではないシューキーパーのほうが望ましいな。
光司
わかりました、探してみます。
隊長
うむ、バネ式の場合はカカトの一点に力が集中しないように、シューキーパーの踵のほうにいらない布などを巻き付けて、革靴の踵にまんべんなく押されるように工夫すると良いぞ!
光司
そうですか、難しいんですね・・・ちなみに木のは高いんですか?
隊長
安いのは3000円ぐらいからあるが、高いのは数万円のまであるぞ。
光司
うわー、靴より高いですね。
隊長
そうだな、10万円を超えるような革靴を手に入れると、そういうものも欲しくなってくるのだよ、きっと。
光司
そうなんですね、隊長は持っていないのですか?
隊長
ああ、ダイソー製だ。
光司
・・・。

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