隊長
いや~忘年会のボウリング、盛り上がったな。
光司
ボウリングが上手ですもんね。
隊長
昔、流行っていたころハマっていたのだよ!
ボウリングブームの名残!?レンタルシューズがダサい
光司
あの、ところで何でボウリング場のレンタルシューズってダサいんですか?
隊長
ん?
光司
レンタルシューズですよ、マジックテープだし、しかもデザインとかもひどくないですか?
隊長
ああ、そうだな、ボウリング場のレンタルシューズがダサいのには、深い理由があるのだよ。
光司
深い理由?ダサいことに意味なんてあるんですか?
隊長
ああ、昔な、それは凄いボウリングのブームがあったのだが、その頃は日本中あちらこちらにボウリング場が乱立していたのだよ。
光司
へー、そうだったんですね。
隊長
うむ、ボウリングが国民的な人気だったのだな、その頃に問題になったのが、レンタルシューズ(ハウスシューズ)の盗難だったのだよ。
光司
あらら、そうなんですか。
隊長
うむ、それまではボウリング場のレンタルシューズも、今から見ればダサいが、当時としてはそれなりにカッコいいシューズがあったのだが、あえて盗まれないようにダサくしたという経緯があるのだよ。
光司
へー、悪い奴がいた理由でシューズがダサいんですね。
隊長
そうなのだよ、家の玄関などの進化もそうじゃないか、泥棒のせいで余計な機能がたくさんついて、無駄に手間もお金がかかるようになっているしな。
光司
ああ、なるほど、パソコンも悪い奴のウィルスのせいで、余計なセキュリティーソフトを入れないようなことですかね、あと銀行のATMが面倒になったのもそうですね。
隊長
そういうことだな、ボウリング場の自衛方法として、盗みたくならないダサいレンタルシューズ、ということだったのだな。
マイシューズは当然カッコいい!
光司
僕は人生で2度目のボウリングだったんですけど、もう一つ気になったのが、何故ボウリングのレンタルシューズって滑りやすいんですかね。
隊長
ああ、あれもわざと滑りやすくしてあるんだよ。
光司
ええ、そうなんですか?滑って投げにくいんですけど・・・。
隊長
ははは、初心者にはそうかもな。
光司
そうですよ、滑るからソロソロ歩かなければならないじゃないですか。
隊長
うむ、あれはな、ボウリングの正しいフォームが足を滑らせて投げるからなのだよ。
光司
へ?
隊長
綺麗なフォームの人って、投げたあと足が「スーッ」と流れているだろ。
光司
うーん、なんとなくわかりますけど・・・。
隊長
本格的なボウリングのシューズは、右投げ用、左投げ用と種類があって、踏ん張るほうの足のシューズは滑らない、流れるほうの足のシューズは滑りやすい、という設計になっているのだよ。
光司
へー、左右で違うなんてことがあるのですか!
隊長
ああ、例えばこのボウリングのシューズは、
隊長
底のデザインが左右で違うのだよ。
光司
おお、本当ですね、なんか色々種類がありますけど。
隊長
そうなのだ、つま先や踵の素材を細かく選べるようになっているのだよ。
光司
へー、シューズの滑り具合にこだわるんですね。
隊長
ああ、微妙な滑り具合で変わってくるのだろうな。
光司
全然知りませんでした。
隊長
まぁ、ここまでボウリングのシューズこだわる人は少ないだろうが、やはりプロは気にするのだろうな。
光司
なるほど、待ったく知らない世界でした。
隊長
このシューズのデザインのようにレンタルでなければ、それなりにカッコいいだろ?
光司
はい、そうですね、あのダサいレンタルシューズとは全然違います。
隊長
昔はマイボールにマイシューズに憧れたものだよ。
光司
そういう時代があったんですね。
隊長
ああ、だが近頃はボウリングも、また少し若い世代に人気が出てきて嬉しいものだよ。
光司
ああ、「Pリーグ」でしたか、可愛らしい女性のプロが話題ですもんね。
隊長
うむ、昔も中山律子さんとか人気のあるプロボーラーの女性がいたのだが、最近の子は本当にアイドルみたいでいいな。
光司
そうですね、中には年齢的に厳しい人もいますけど・・・