光司
あの、僕の革靴見てください!
隊長
お!?大分手入れが行き届いているじゃないか!
光司
はい、前に教えてもらった手入れをしています。
お手軽な靴磨き!革靴の簡単お手入れと極意!
革靴の選び方?どこで履くのかを明確に!
隊長
それは感心だな。
光司
はい、靴磨きにハマってきました、それでですね、こう、新しい靴が欲しいなぁ~と思いまして・・・。
隊長
そうか、うむ、そうだな・・・コージくんはどんな靴が欲しいんだ?
光司
はい、カッコイイ革靴が欲しいです。
隊長
カッコイイ革靴とは、どんな靴だい?
光司
えーと、ですね、あの~カッコイイ・・・。
隊長
ははは、そうだろ、そもそもカッコイイ革靴ってどんな靴かわかるかい?
光司
ああ、そうですね、わからないですね。
隊長
まぁ、そうだな、そういうものだ、自分の中で基準がないと、どう選んでいいかわからないものだ。
光司
なるほど、基準は僕が持っている革靴しかないですね。
隊長
うむ、その靴はカッコ悪いと思うのか?
光司
え!?いや~そんなことないんですけど・・・。
隊長
その靴は黒の外羽根式のプレーントゥ、万能で無難なデザインだぞ、冠婚葬祭、問題ない。
光司
そうですか・・・じゃあこれ一足でいいんですかね?
隊長
ごめん、ごめん、意地悪で言っているんじゃない、そうだな~、コージくんがどういった場面で履く靴が欲しい?
光司
はい、あの~この黒い革靴は普段はそんなに履かないので、普段気軽に履ける革靴が欲しいです。
隊長
そうか、そうか、それなら選択肢はたくさんあるな!
光司
そうなんですか?
隊長
うむ、まずはどこで履くかを明確にすると選びやすいのだ、黒の革靴の代わりだとすれば、冠婚葬祭用に選択肢が絞られるようにだな。
光司
なるほど、黒の革靴ということですか?
隊長
それもそうだし、葬式では、あまり装飾にこだわった靴は好ましくない。
光司
黒い革靴ならなんでもいい理由ではないんですね。
隊長
ああ、結婚式なら多少の装飾はいいがな、一足で済ませるのなら無難なデザインがいいと思う。
光司
なるほど、無難なの僕持っていますね。
隊長
うむ、とりあえず今回は普段履く革靴ということだから、色々あるぞ!
靴磨きに目覚めたのなら、おすすめは茶靴!
隊長
靴磨きが楽しくなってきたんだろ?
光司
はい、楽しくてしょうがないです、磨きたくて靴が欲しいといいますか・・・
隊長
そうか、そうか、わかるぞ、その気持!
光司
隊長もそんな時がありましたか?
隊長
うむ、革靴一足だと物足りなくなるんだよな、わかるぞ(笑)!
光司
ははは、わかりますか。
隊長
そうだな、磨きがいがある靴なら茶色系の革靴がおすすめだな。
光司
そうなんですか?
隊長
ああ、磨き方や靴墨によって色味の変化が楽しめるぞ、黒い革靴でも変わるのだが、茶色のほうがよりわかりやすいのだよ。
光司
なるほど、茶色い靴、と・・・
隊長
普段の格好からすると、そうだな~ブーツって感じでもないな。
光司
ブーツは買ったことないです。
隊長
うむ、ワイルドではないしな。
光司
はい、あまりジーパンも履きませんし・・・。
隊長
そうだな~、ブーツはピカピカに磨かれているより、使い古したほうが味があったりするしな。
光司
なるほど、磨きがいがないですね。
隊長
うむ、磨きがいがあるとすれば、こんなところか。
光司
おお、キレイな革靴ですね~。
隊長
ああ、長年使用していけば、また違った味も出てきて、磨きがいがあるぞ!
光司
なるほど、茶色といっても僕が思っていたのよりも暗い感じでした。
隊長
そうだな、茶色も色々あるからな、ただこれは装飾も多くて磨くのも大変かも知れないな。
光司
確かに細かいデザインですね。
隊長
シンプルなほうが磨きやすさはあるな、ちなみにこんな色のもあるぞ!
光司
おお、なんかセクシーですね。
隊長
そうだな、昔はこういう色は少なかったのだが、最近は染料の進化で色々増えてきたな。
光司
へー、カッコいいですね、よく見るとつま先のほうだけ色が濃いですね。
隊長
ああ、そういうデザインなのだ、普通の革靴でも自分で靴墨の色を替えてこういうことも出来るのだぞ!
光司
そうなんですか?
隊長
ああ、茶色の革靴に黒い靴墨をすり込んでいけば、また違った色になるな。
光司
へー、そんなパターンもあるのですね。
隊長
うむ、靴墨の種類だけでもこれだけあるのだ。
光司
わー悩んじゃいますね。
隊長
そうだな、実際に使ってみると思っていた色と違ったりするから難しいんだがな。
光司
へー、結構大変そうですね。
コロンブスの靴磨き動画
隊長
まぁ、難しく考えることもないがな、最初はABCマートや東京靴流通センターの一万円前後の茶色の革靴がおすすめだ。
光司
そうなんですか?
隊長
ああ、いきなり高級靴を買って失敗してもな、それに靴磨きに飽きる可能性もある。
光司
なるほど、僕飽きっぽいですからね。
隊長
いくつか紹介しておこう。
光司
茶色の革靴と言っても色々な形があるんですね。
隊長
そうだな、磨きがいがありそうなのを選んだが、まぁ、普段履きなら好きなデザイン、服にあったものを選べばいい。
光司
なるほど、洋服も含めて考えるのですね。
隊長
うむ、きちんと試着、ためし履きしてからだぞ!、ちなみに茶靴の色味をキープしたいのであれば、薄めの靴クリームを選ぶといいぞ、変化を加えたければ、元の色よりも濃い靴クリームを選べばいい。
光司
なるほど、わかりました。
えすとえむの異色のマンガ
隊長
革靴のことならこのマンガを読んでみるといい。
光司
マンガですか?
隊長
ああ、えすとえむさんの「ippo」だ!!
光司
靴のマンガなんですか?
隊長
ああ、オーダメイドの靴職人のマンガだ。
光司
へー、マンガって本当に色々なテーマがありますね。
隊長
そうだな、凄いところに目をつけているよな。
光司
はい、ビックリです。
隊長
うむ、このマンガでな、主人公が師匠に、
「いい靴とはなんですか?」
と質問されるシーンがあってな。
「いい靴とはなんですか?」
と質問されるシーンがあってな。
光司
はい、で何と答えたんですか?
隊長
うむ、そこが格好良くてな、主人公のアユムは、
「いい靴とは1人1人の足にピッタリとフィットし歩きやすい靴です」
と答えると、師匠のお爺ちゃんは、
「それは最低条件です」
と一蹴して、主人公はその答えを考えていくところがあるのだ。
「いい靴とは1人1人の足にピッタリとフィットし歩きやすい靴です」
と答えると、師匠のお爺ちゃんは、
「それは最低条件です」
と一蹴して、主人公はその答えを考えていくところがあるのだ。
光司
へー。
隊長
文字の少ないマンガなのだが、靴の美しさが見事に表現されていて、ゾクゾクするマンガなのだよ。
光司
そうですか。
隊長
ああ、それになもう一つ気にいっているところがあってな、マンガの表紙の紙の質感が素晴らしいのだ!
光司
なんですか、それ?
隊長
実際に触ってみてわかるのだが、インテリアとしても素敵な本に仕上がっているのだ。
光司
・・・よくわかりません。
隊長
そうか、そうだな、触れてみなければわからんと思う。
光司
そうですか。
隊長
うむ、こういうところまでこだわっている「えすとえむ」さんに拍手だ!
光司
はぁ。
隊長
まぁいい、機会があったら読んで見ることをすすめる。
「ippo」:story
都内某所にひっそりとたたずむオーダーメイド靴工房「ippo」。
そこには知る人ぞ知る、極上の靴を作る職人がいた。
彼の名は、一条歩。伝統と貫禄の世界に、異彩を放つ若き靴職人物語!
【関連記事】
※お手軽な靴磨き!簡単お手入れを紹介