(阿部寛に似ている・・・)
隊長
コージくん、俺のダンディズムは見たかね?
光司
・・・すいません、見ていません。
隊長
だろうな、何度すすめても見ないもんな。
俺のダンディズム、第八話 傘編
光司
・・・今回は何を買ったんですか?
隊長
ああ、第八話は傘だったよ。
光司
傘ですか?ダンディな傘なんてあるんですかね~。
隊長
うむ、それがあるのだよ、毎度のことイケメン部長のカッコイイ傘に触発されてな、
光司
毎回ですね。
隊長
そうだな、お決まりの多いドラマだからな。
光司
しかしダンディな傘ってどういうことですかね。
イギリス、ドイツ、イタリア、それぞれ特徴
隊長
そうだな、今回もマダムMの美幸さんが色々傘の歴史を教えてくれてな、現代の傘の形はイギリスが発祥であり、質実剛健なドイツが機能性を高め、イタリアがデザイン性を向上させたような感じだったな。
光司
まるでクルマみたいですね。
隊長
お!?わかっているね、クルマもドイツは機能、性能がありきで、そこから洗練させていく感じだが、
光司
はい、質実剛健の国ですもんね。
隊長
ああ、イタリアはまずはデザインありきで、そこから機能を求めていく。
光司
ポルシェとフェラーリの関係みたいですね。
隊長
ああ、現在はどちらもカッコよくて凄い性能だがな。
光司
そうですね。
隊長
ただ、最初が違うのだよ、印象的だったのがな、アルファ・ロメオの開発秘話の記事を読んだ時にな、「マフラーの音をいかに気持ちよくさせるか」が大事と語っていたのだよ。
光司
へー、それが目的なんですか!
隊長
ああ、日本やドイツだと排気効率や性能を高めてから、その中でサウンドを選んでいくのだろうが、
光司
なるほど、スタート地点がまるで違いますね。
隊長
うむ、イタリアはまずサウンドありき、そこからサウンドを落とさずに性能を高めていくのだ。
光司
へー、お国柄が出るのですね。
隊長
ああ、イタリアを物語っているような話しだろ?
光司
そうですね。
隊長
どちらも突き詰めていけば、性能、サウンドともに高まっていくのだが、そもそも目指している山が違う、ということだな。
光司
なるほど~。
隊長
少し話がそれてしまったが、車のように傘にもお国柄が見事に現れていたぞ!
主人公、段田一郎が選んだ傘は!?
光司
へー、主人公はどこの国の傘を選んだですか?
隊長
また今回も三択でな、予算は3万円だ!
隊長
一つ目はこれ、イギリスのフォックスアンブレラ

隊長
二つ目は、イタリアのマリアフランチェスコのメープルハンドル

隊長
三つ目は、日本の前原光栄商店

隊長
この三つだな、どの傘を選んだと思う。
光司
うーん、見た感じだと日本のですね。
隊長
そうか、皇室関係者も愛用とのことだったな。
光司
へー、皇室御用達ではないのですか?
隊長
日本の場合は英国王室御用達と違って、表示許可を与えられる訳ではないからな。
光司
へー、言ったもんがちですか!?
隊長
うーん、まぁ、一度でも使われれば名乗れてしまうかもな。
光司
そうなんですね。
隊長
ああ、イタリアの傘はどうだ?
光司
カッコイイ傘ですね、やっぱりイタリアはオシャレです。
隊長
そうだろ、このマリアフランチェスコのリンクを見てくれ。
光司
うわ、全部オシャレですね~。
隊長
ああ、流石はイタリアだな、これも見てくれ!
光司
えーと、これは?
隊長
ああ、本田圭佑さんが特集された番組でな、イタリアのミランの幹部連中の画像だ。
光司
・・・なんか傘の色使いが日本とは全然違いますね。
隊長
そうだろ?日本のお偉いさんが集まっても、こんな色の傘には絶対ならないからな!イタリアは女性だけではなく、男性もやはりオシャレなのだな。
光司
へー、流石ですね、だけど今回のは折りたたみなんですよね、迷うな~。
隊長
そうだな、他のは折りたたみではないからな。
光司
イギリスのもスマートですが、日本のも洗練されていますね。
隊長
うむ、いいところに目をつけたな、骨組みが倍の16本で構成されている傘だ。
光司
なるほど~だからちょっと違った感じで綺麗なんですね。
隊長
そうだな、機能的にも優れているのだぞ!
光司
へー、それでいて値段を考えると・・・今回選んだのは日本の前原光栄商店の傘で!!!
隊長
・・・正解だ!
光司
やった。
隊長
また当てたか・・・。
光司
だって、カッコイイじゃないですか。
隊長
そうだな、シンプルなのに機能美に溢れているしな。
光司
はい、イタリアの伊達とは違いますけど。
隊長
うむ、イタリアの感じは中々取り入れるのは難しいからな。
光司
そうですよね、バランスが崩れそうで。
隊長
・・・案外わかっているのだな。
ジローラモのダンディズム講座!
光司
ジローラモさんのダンディズム講座はありましたか?
隊長
ああ、もちろんだ、今回はダンディなパスタの食べ方だったぞ!
光司
ははは、相手の目をそらさないんですね。
隊長
ああ、ダンディラインは今回はなかったな。
光司
そうでしたね。
ついに来週「シャツ、ネクタイ」編が放送!
隊長
そして、ついに来週「シャツ、ネクタイ」編になるそうだ!
光司
へー、隊長は前からシャツについて言ってましたもんね。
隊長
ああ、ここでシャツとはな、しかしネクタイと一緒というのが気になるな。
光司
え?なんでですか?
隊長
うむ、シャツだけでも語るべきところがたくさんありすぎるのだよ。
光司
・・・色ぐらいしかわかりませんが。
隊長
うーん、簡単に思いつくだけでも、シャツの素材、シルエット、ボタン、カラー、袖の形、ポケットの有無など、たくさん歴史や機能やデザインがあるのだ。
光司
へー、シャツだけでも色々あるんですね。
隊長
ああ、ダンディなシャツとなると・・・選択肢があり過ぎるのだよ。
光司
難しいんですね。
隊長
そうなのだよ、白シャツだけでもたくさんあるからな。
光司
白・・・だけでですか?
隊長
ああ、奥が深いのだよ。
光司
はぁ、それでネクタイと一緒なのが不思議なんですね。
隊長
そうだ、ネクタイも世界各国の素材、柄の特徴、締め方など語るべきポイントは多いからな。
今後の展開は?スーツはいつ?
隊長
次回が九話目の放送で、一二話まである予定だから、シャツ、ネクタイの他に、あと三アイテム登場しそうなのだよ。
光司
なるほど、そうですね。
隊長
最終回にスーツを持ってきて・・・完成!となるかもな。
光司
だとしたら、スーツの前にあと二つあるわけですか。
光司
はい!
隊長
思いつかないのだよ!
光司
あら・・・。
隊長
コージくん、何かあるかね?
光司
うーん、何でしょうね、ネクタイピンとかどうでしょう?
隊長
・・・だとしたら、シャツとネクタイ編を分けて、ネクタイ編にくっつけても良さそうだがな。
光司
なるほど。
隊長
それに、ネクタイピンは、ちょっと最近落ち目なのだ。
光司
へー、そうなんですか?
隊長
ああ、女性からのプレゼントとしては依然として存在しているのだが、あまり押し出している雑誌はないな。
光司
へー時代なんですね。
隊長
これからはわからないがな。
光司
となると、後は・・・。
隊長
ベルト・・・なんてあるかもな。
光司
なるほど、小物ですね。
隊長
ああ、目立つモノではないが、財布や腕時計、眼鏡があったぐらいだし、あとは、ちょっと外して帽子なんてあるかもな。
光司
帽子ですか?サラリーマンは帽子かぶらないと思いますけど。
隊長
そうだな、サラリーマンとしてはないのだが、プライベートで憧れの女子社員、宮本南ちゃんとデートの時用で・・・ないかな~。
光司
どうでしょうね、私服ごとダンディにしてもらわないといけないですし。
隊長
そうだな、私服のまとめてコーディネートなんてのも面白そうだな。
光司
あ、それ僕の意見ですからね!
隊長
わかった、わかった、コージくんの意見だ!
光司
当たったら奢ってくださいよ~!
隊長
当たればな、そういえばこの番組が人気だそうでDVDの発売が決定したそうだ。
光司
おお、凄いですね。
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※放送でカットされた傘ブラントアンブレラ