傘の撥水効果を長持ちさせる方法！少しなら復活も可

お、そうだな、もう傘はいらないな。

いや、そんなこともないぞ、確か去年ぐらいに買った傘じゃないかな。

ホームセンターの千円ぐらいの傘だったと思うがな・・・

ああ、そういうことか、傘の撥水力はな、だんだんと落ちてしまうのだよ。

うむ、実はポイントがあってな、傘の布に油がついてしまうと撥水力が落ちるのだよ。

僅かな油でも弱いのだよ、一番の原因は人間の手の皮脂油だな。

ああ、手の油ですら相性が悪いと言われているな、他にも日焼け止めやファンデーションなどが付いてもダメだ。

そうか、では傘をまとめるときはどうだ？

折りたたみ傘だと特にそうだろ、それが傘の撥水効果を落とす一番の原因と言われているのだよ。

留め具のベルトだけを持ってクルッと回せばいいのだよ。

ああ、それだけだな、流石に折りたたみ傘だと厳しいがな、あとは傘をさしていない時に、きちんと持ち手を持って、傘の布部分に触れないことだな。

そういうところを意識するだけで、傘の撥水効果は長持ちするのだよ。

ある傘のメーカーは「アイロンをかけるといい」なんて書いてあったな。

きちんとした傘であれば問題ないな、もちろんビニール傘は熱で溶けるからダメだぞ、通常の撥水加工されている傘というのは、フッ素樹脂でコーティングされているのだが、手で触れたり長年使っているうちに、だんだんと効果は落ちてくるのだそうだ、そこで熱を加えると一時的に撥水効果が復活すると言われている。

ああ、完全復活は期待しないでくれ、それに撥水加工されていない傘の場合は、アイロンをかけても意味がないぞ、他にもアイロンではなくドライヤーの熱風を当てるという方法もある、同じ原理を利用しているな。

うむ、さらに傘に防水スプレーをかけるという方法もあるのだが、傘の値段も手頃になっているからな、わざわざ防水スプレーを買うより、傘を買い換えたほうが安いかも知れないな。

ああ、究極は以前にも紹介したことがあるが、「ヌレンザ」という傘を使用することだな。

ヌレンザだと撥水加工ではなく、撥水する繊維だからな、元から違うのだよ。

まぁな、庶民には手が届かないが、究極の撥水傘だろうな。