光司
女友達から彼氏のファッションセンスが悪いと相談を受けたのですが、変えられるものですかね?
隊長
うーん、どうだろうな、ファッションセンスと言っても、洋服にこだわりのある男性の場合は、好みの問題だから難しいかもな。
光司
あ、その子の彼氏はファッションに無頓着なタイプのようです。
ファッションセンスがないって?
隊長
それらな改善するかも知れないぞ、ファッションに無頓着な男性には共通点があるからな。
光司
え?何ですか?
隊長
ファッションセンスの前に、そもそも判断基準を持ち合わせていないのだよ。
光司
もう少し具体的にお願いします。
隊長
そうだな、一般的には男性よりも女性のほうがお洒落だろ。
光司
はい、圧倒的に女性ですね。
隊長
女性は男性から選んでもらう側の立場だから、着飾って綺麗になろうという意識があるわけだが、そのために試行錯誤をしてきた歴史があるわけだ。
光司
試行錯誤ですか?
隊長
女の子は小さい頃から洋服や髪型やメイクなどに興味を持つだろ。
光司
ああ、なるほど、確かにそうですね。
隊長
その経験値の差が男性と女性ではかけ離れているのだな、その理由は自分と向き合っていないからなのだよ。
光司
うーん、まぁ、何となくわかりますが、ファッションに無頓着な男性を向き合うように出来るのですか?
隊長
うむ、鏡をプレゼントすることだよ。
光司
へ!?鏡ですか?
ファッションに無頓着な男性の部屋には鏡がない?
隊長
ああ、ちなみにコージ君は部屋に全身鏡があるかね?
光司
はい、一応ありますけど・・・。
隊長
それなら問題ないが、ファッションに無頓着な男性の特徴として、大きな鏡も持っていない可能性が非常に高いのだよ。
光司
そうなんですか?
隊長
特に一人暮らしの男性だと、アパートに必ずしも洗面所が付属しているとは限らないし、小さな鏡しかないケースが多いのだな。
光司
ああ、なるほど、確かにそういう友達もいますね。
隊長
寝癖やヒゲのチェックぐらいはするだろうが、洋服の全体のバランスなどを考える機会すらないのだよ。
光司
なるほど、それで大きな鏡をプレゼントすればいいのですか?
隊長
うむ、そういうことだ、付き合いはじめのカップルだと難しいかも知れないが、ある程度の仲であれば女性が泊まりに行った時に「鏡がないと困る」と言った理由などで、プレゼントすることも出来るだろう。
光司
うーん、でも例えば会社とかのトイレに大きい鏡があるじゃないですか、そういうところで気が付かないものですかね?
隊長
男性ならわかるだろ、世の中の半分以上の男性は手を洗わないで出ていくじゃないか。
光司
あ・・・、確かに多いですね。
隊長
そのようなタイプの男性は人生の中で鏡と向き合うことがほとんどないわけだ、洋服を購入する時も試着をしない男性が多いしな。
光司
そうですね、なるほど、言われてみればそんな気がします。
隊長
女性と比べると、男性は小さなころから鏡を見る時間が圧倒的に不足しているのだよ、自分に似合う髪型や洋服のことを考えたことがない、ということだな。
光司
それで鏡なんですね。
隊長
うむ、これがスタートラインと言っていいのではないかな、女性側の好みの洋服を押し付けても、そもそも本人には似合っている理由が見えないからわからないのだな、だから全身を写すことが出来る鏡は凄く重要なアイテムだ。
ファッションに無頓着なリスク
光司
そう考えるとファッションって大事ですね。
隊長
ん?
光司
例えば鼻毛がよく出ている男性っているじゃないですか、そいつは絶対鏡と向き合っていないですよね、ということはトイレで手も洗わないし、不潔だということにもなるじゃないですか。
隊長
そうだな、高級な洋服やファッションという意味ではなく、身だしなみを整えていない人というのは、やはりそのようなマイナスイメージが付きまとうことになるな、きっと部屋だって汚いだろうし。
光司
そうですね、部屋が綺麗だとは思えませんね。
隊長
そんな奴は仕事が出来るとも思えないだろ?
光司
はい、ズボラな印象でポカをしそうな気がします。
隊長
だから面接などで身なりは大切なポイントになるわけだよ、短時間の面接で性格なんてわかるわけないし、誰だってよく見られようと、多少なりとも演技してくるからな。
光司
なるほど、面接官は会話以外も色々チェックしているのですね。
隊長
ああ、取りあえずスーツさえ着ていれば大丈夫、と思っている人だと、靴が汚れていたり、シャツが汚れていたりするわけだ、そういうところからも、内面や印象というのは見えてくるものだよ。
光司
へー、ファッションに無頓着だと損ですね。
隊長
ああ、人は見た目じゃないという意見もあるが、やはり初対面では人は見た目だよ、内面は長く付き合わないとわからないだろ、人は中身で勝負だと言わんばかりに外見を磨くことを怠っている男性こそ、人を外見で判断しているということだ。
光司
なるほど、確かにそうですね、お洒落な人は内面も魅力的な人が多いですし。
隊長
ああ、当たり前のことだが、装いとは周りの人のために着飾るわけだから、そこをないがしろにしている人が立派な人だとは言えないだろ。
光司
そうですね、悪気はないにしても、いい気はしないですよね。
隊長
うむ、どんなに味のいいラーメンを作れても、お店が汚くてぶっきらぼうな主人だと、多くの客は来ないだろ。
光司
はい、一部の好き者には好かれるかも知れませんが・・・。
隊長
そうだな、テレビ番組で「きたなうまい店」とか言って取り上げられることもあるが、キッチンも汚かったら流石に無理だろう。
光司
はい、食べたいとは思わないですね。
隊長
あの番組だって見た目が悪いから損をしている、と言っているわけだよ、少し話がそれてしまったが、洋服でもそのことに気が付かせるために大きな鏡は有効だということだな、自分がどう見られているかを意識するきっかけになるぞ。
光司
そうなんですね、友達の子に伝えておきます。
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※人は見た目が9割?いえ100%です