車のウォッシャー液に水を使わない方がいい３つの理由

そうか、うーん、私は出来れば安物でもいいから専用のウォッシャー液を入れて欲しいと思うがな。

ウォッシャー液が入っていないよりは水だけでもあったほうがいいが、やはり専用品ならではの意味があるものだよ。

ちょっとした汚れならな、確かに水で済ますことが出来るかも知れないが、車の洗車や手入れが日ごろから行き届いている人じゃないと厳しいと思うぞ。

「車のウォッシャー液なんて水でいい」という人は、車好きと無知な人に分かれるのだが、その知人が車好きなら、おそらく日ごろの洗車を欠かさないのだと思うのだよ。

そうだろ？日頃からまめに洗車をする人であれば、その都度窓の汚れも綺麗に落とすことが出来るだろうが、たまにしか洗車をしない人だと、窓に虫がこびり付いたり油膜が付くと危険な状態になるわけだよ。

ああ、これが窓に虫や油膜がついた時に、素早く洗浄成分が含まれているウォッシャー液で拭き取ることが出来れば綺麗に落ちるわけだ。

ちょっとしたホコリや泥であれば落ちるが、虫の汚れは厄介だな。ウォッシャー液を使っても落ちないことがあるぐらいだし。

うーん、やはりウォッシャー液を使うべきだと思うな。主な理由が３つあってな、虫の汚れもそうだが洗浄成分が含まれていることだ。

洗浄成分の基本は界面活性剤だから、普通の洗剤とそれほど変わらないのだが、ウォッシャー液ならではの特製があるのだよ。それは泡立ちが少ないということだ。

いわゆる食器洗いや洗濯の洗剤のような泡立ちをしてしまうと、窓ガラスに洗剤の後が白っぽく残ってしまうのだよ。ワイパーでふき取るところはいいが、乾くとその周りが縁取ったように白くなるのだな。

ああ、多少はなるが、その辺も考えられていて、泡立ちが少ないようにアルコールが含まれているのだよ。

ああ、さらにもう一つの理由として、アルコール成分が含まれていると凍りにくいという特徴があるな。そもそも寒冷地の人はウォッシャー液に水を使っていないと思うが、凍結防止の意味もあるのだよ。

うむ、一部に１００円ショップなどでタブレットタイプのウォッシャー液があるのだが、それだと水に入れるだけだから、洗浄成分はあっても凍結しやすいというデメリットがあるな。

そして最後、これが一番大事なのだが、ウォッシャー液が水だけだと使用しない期間が長いとカビたり藻が発生してしまうことがあるのだよ。

ああ、ウォッシャー液のタンクやパイプの中が黒ずんでしまうケースがあるのだな。

最悪の場合は故障するケースもあるようだぞ、それを紹介しているサイトがあったな。

うむ。少なからずリスクがあると言うことだ。ウォッシャーが水でも毎日のように使っていればこのようなことにはならないだろうが、水が長い間留まっているとカビたり藻が生えるのは普通のことだろ。

そこだよ。そういう人こそ専用のウォッシャー液を入れてほうがいいと思うな。車好きで毎週のように洗車をして窓をこまめに拭いて綺麗に保てるのであれば、水だけでもいいかも知れないが、そこまで洗車出来ないのであれば、やはりウォッシャー液はケチることはリスクになる。

うむ、それを一般の人が鵜呑みにはしないほうがいいだろう。

あ、ケチらずと言っても高額なウォッシャー液を買う必要はないぞ！中には撥水効果を謳っているウォッシャー液もあるが、２００円ぐらいのものでも問題ないからな。

ああ、むしろ高級なウォッシャー液の撥水効果のほうが危険かも知れないからな。中途半端な撥水が一番視界が悪いのだよ。

あらかじめ窓ガラスにも撥水加工をして、その効果を引き出すための専用のワイパー、そして専用のウォッシャー液であれば問題ないが、

何も撥水加工もしていない窓にそのような撥水効果のあるウォッシャー液を使っても、大した意味がないどころか、細かい水玉が出来て、ろくに転がらないという最悪の状況になるケースも多いのだ。

車好きの人は自分で撥水加工をしている人も多いし、まめにメンテナンス（撥水加工専用のシートでの拭き取り）もするから問題ないだろうが、そのような維持できないのであれば撥水加工はしないほうがいいだろう。本当に酷い場合はワイパーを動かすたびに、窓ガラスが一瞬白くなって視界が最悪になるからな。

ああ、最初はいいのだが、維持するのにお金も手間もかかるからな。よほど車好きでないのであれば、中途半端にしないほうが安全だと思うぞ。

ああ、寒冷地だと安いタブレットタイプはおすすめしないがな。