光司
いや~瓶の蓋が開かないので、ちょっと100円ショップに行ってきます。
隊長
ん?なぜだね?
光司
この間テレビで瓶の蓋を簡単に開ける便利なグッズを紹介していたんですよ。
道具なしで瓶の蓋を開ける方法
隊長
そうなのか、最近の100円ショップには色々あるからな~
光司
そうなんですよ、凄いですよね、では行ってきます。
隊長
ちょっと待ちたまえ、その蓋が開かない瓶をかしてくれ。
光司
はぁ、でも僕でも開かないので、無理だと思いますよ。
隊長
物は試しだ・・・ガチャ、ほら、開いたぞ。
光司
え!?どうやったんですか?軽くあけましたけど・・・
隊長
ちょっとしたコツがあるのだよ。
光司
教えてください。
隊長
瓶の蓋が固まったいる原因は色々考えられるのだが、新品の状態だとあまり硬くないだろ?
光司
確かにそうですね、新品で開けられないことはありません。
隊長
大抵は瓶と蓋の間に中身が付着してしまって、それが固まってしまうのだな。
光司
なるほど、そうだったんですね、でもどうやって開けたんですか?
隊長
簡単なのは「引いてダメなら押してみろ」作戦だな。
光司
えーと、・・・開かない蓋をあえて締めるということですか?
隊長
ああ、中身が隙間に付着してしまっている場合に有効なのだが、瓶と蓋の隙間に中身が付着していると動きにくいわけだ。
光司
はい、確かにそうですね。
隊長
そこで一度締めることで、固まった中身を動かすことができるのだな。
光司
へー、そういうものですか。
隊長
ああ、これは錆で固まったネジやボルトを緩める時にも有効なテクニックだぞ、あえて少し締めることで錆を動きやすくするのだな。
光司
そうなんですね、それは簡単ですね。
隊長
あくまでも少しだけだぞ、締め付けすぎると益々動かなくなるからな。
光司
なるほど、それもそうですね。
隊長
実は他にもちょっとしたコツを使っているのだがな。
光司
どんなコツですか?
隊長
瓶の蓋を回すのではなく、瓶を回して蓋を開けたのだよ。
光司
・・・どういうことですか?
隊長
利き手は右だったかな?
光司
はい、そうです。
隊長
その場合は右手で瓶の底を持ち、左手で蓋を掴んで固定して瓶の方を回すのだよ。
光司
・・・はぁ、それで蓋が開くのですか?
隊長
うむ、子供の頃にバットのグリップと先端を持ちあって回す遊びをしたことがないかい?
光司
ああ、あります、力の強い人でもバットの細いグリップを回す側だと負けてしまいますね。
隊長
そうだろ、まさに瓶の蓋も同じで「てこの原理」が働いてより強い力が働くのだよ、大抵の瓶の蓋は瓶の底よりも小さく出来ているだろ。
光司
ああ~なるほど、確かにそうですね、筒型の瓶でも蓋の受け口は少し細くなっています。
隊長
うむ、だから太い瓶側を回すと効率よく力が入るのだよ。
光司
へー、それは知りませんでした、これなら道具いらずに瓶の蓋を開けられますね。
道具を買う前に
隊長
瓶の蓋を開ける専用の道具を購入するのが悪いわけではないが、出来れば購入前に試してほしいテクニックだな。
光司
そうですね、キッチン周りは滅多に使わない便利グッズであふれかえりますから。
隊長
うむ、頻繁に瓶を開ける飲食店などであれば、そのような便利な道具に頼るのもいいと思うがな、仕事で何度も瓶を開け閉めする人の腕の負担を減らすことができるしな。
光司
それもそうですね、かなり握力が失われてしまいます。
隊長
特に女性の場合はそうだろうな、他に頑固な瓶の蓋はお湯で温めることも有効だぞ。
光司
お湯ですか?
隊長
ああ、瓶と蓋の間に挟まった中身(糖分や油)が溶けて動きやすくなるのだな。
光司
なるほど、でもお湯だと温まってしまうので瓶の中身によっては不向きですね。
隊長
そうだな、あとはゴム手袋などを使うと滑り止めになって瓶の蓋が開けやすくなるぞ。
光司
おお、それなら大抵の方が持っていますね。
隊長
うむ、おそらくゴム手袋をしてから、瓶の蓋を軽く締めて、そして利き手で瓶を回せば大抵の瓶の蓋は開くと思うぞ。
光司
おお、組み合わせると最強ですね、勉強になりました。
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