隊長
お!?リサイクルか、偉いな。
光司
はい、ゴミの分別は大切ですよね。
隊長
ああ、そうだな。
ペットボトルのリサイクルが普及してきたが・・・
光司
昔はペットボトルのリサイクルなんてなかったですよね。
隊長
そうだな、最近だと大抵の自治体でペットボトルも行っているようだな。
光司
そうですね、空き缶なんかは昔からリサイクルやっていましたよね、なんでペットボトルは最近になってからなんでしょうか?
隊長
リサイクルが難しいからだろうな。
光司
そうなんですか?
隊長
うむ、空き缶だとリサイクルしてまた缶になることがあるが、ペットボトルは一部、最新の技術でまたペットボトルになることもあるらしいが、大半は別のものになるのだよ。
光司
へー、そういうものなんですね。
隊長
プラスチックの繊維なんかが多いのかな、透明に再生するのが難しいらしく、ペットボトルには向かないのだそうだ。
光司
なるほど、透明じゃないとダメですもんね。
空き缶、アルミ缶スチール缶との違い!
隊長
その点、空き缶はかなりの確率で、また缶になれるのだ。
光司
そっか、透明じゃないですもんね。
隊長
ああ、それにコストの面でもお得らしいな、効率がいいのだよ。
光司
ペットボトルは違うのですか?
隊長
ああ、ペットボトルの再生には多額のコストがかかり、はっきり言うと再生品を使ってもあまり安くならないのだ。
光司
あらら。
隊長
あえてペットボトルの再生品ですよ~とアピールして、エコ好きな人に選んで買ってもらうしかメリットがないのだ。
光司
そうだったんですか!
隊長
ああ、それでもリサイクルの技術が進歩してきていて、少しずつコストも下がり、効率も上がってきてはいるようだな。
光司
へー、頑張っているんですね。
隊長
ああ、だがな、進歩してきているとはいえ、空き缶とは比べ物にならないぐらいコストがかかるのだよ。
光司
そうでしたか。
隊長
ペットボトルは「いろはす」など特別な商品以外は小さく潰せないから、どうしてもリサイクル工場に運ぶときのコストも高くなるのだ。
光司
あらら、そんなところにまで影響があるのですか。
隊長
うむ、すべてのペットボトルが「いろはす」のようになれば、回収コストは下がるだろうな。
光司
なるほど、「いろはす」は偉大なんですね。
隊長
うむ、炭酸飲料は厳しいだろうがな。
光司
ああ、そっか。
隊長
紙などにも言えることだが、再生紙は回収コストがかかるし、古い紙を白くするために漂白剤のような化学薬品も大量に使われるから、実際はエコでも何でもない、という意見もあるな。
光司
あらら、リサイクルも難しいのですね~
ペットボトルよりあえて缶という選択肢!
隊長
だからな、ペットボトルのリサイクルも素晴らしいのだが、同じような飲料ならあえて缶の製品を購入することもエコの一つなのだよ。
光司
なるほど、リサイクルの効率を考えて、ですね。
隊長
そうだ、アルミ缶なら簡単に潰すことが出来るしな。
アルミ缶の綺麗な潰し方
光司
そうですね、簡単ですよね。
隊長
少し前から、缶でもペットボトルのように蓋がついているものもあるしな。
光司
ああ、ありますね。
隊長
このタイプがもっと普及していけばいいのだが・・・
光司
難しいんですか?
隊長
ああ、このタイプが製品化されて間もない頃、結構色々な飲み物に採用されたのだが、売上がかなり悪かったそうだ。
光司
あらら、何故ですかね。
隊長
うむ、中身が見えないと、美味しくないと感じる人がいるのだそうだ。
光司
へー、そういう意見があるんですね。
隊長
色も楽しみたい、という消費者が多いのかも知れないな。
光司
そうですか・・・。
隊長
エコという観点からは、残念な結果だがな。
光司
そうですね。
隊長
だが、一部の商品で残っているし、また少しずつ増えていけばいいな。
光司
そうですね、消費者があえて選んで買えば、増えていくかも知れませんね。
隊長
うむ、これだって普通の缶から比べれば、コストはかかっているだろうからな。
光司
そうですね・・・。
隊長
大量生産されればコストは下がるから、あえて選んでいこうじゃないか。
光司
そうですね、そうします。
隊長
うむ、ペットボトルが悪いわけではないがな。
光司
そうですね、ペットボトルのリサイクルも進化して頑張ってますもんね。
隊長
ああ、そうだな。
光司
日本の科学者、技術者に感謝ですね。
隊長
うむ、感謝だ。
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