光司
甲子園に出場する「武修館高校」をご存知ですか?
隊長
いや、初めて聞いたな。
光司
そうでしたか、甲子園に初出場するのですが、武修館高校が素晴らしかったのであります。
北北海道代表、釧路私立武修館高等学校
隊長
高校が素晴らしいのかね?
光司
あ、いえ、その武修館高等学校も素晴らしいとは思うのですが、特に野球部が素晴らしいのであります。
隊長
ほう、わざわざ言うぐらい素晴らしいのか。
光司
はい、簡単な武修館高等学校の説明しますと、釧路私立、武修館中学高等学校は北海道の東、釧路市にあります。
光司
この度、初めての甲子園の出場を決めたのですが、地区予選が行われた旭川スタルヒン球場での出来事が話題になりました。
隊長
ほう(釧路から旭川って遠いな・・・)。
(ちなみに決勝戦は釧路勢同士の対決となった・・・)
武修館高等学校の野球部によるゴミ拾い!?
光司
その話題になった理由が武修館高校の野球部による、なんと「ゴミ拾い」なのであります!
隊長
ほう、ゴミ拾いときたか。
光司
はい、地区予選の会場、旭川の「スタルヒン球場」の周辺のゴミ拾いを、大切な試合の前に行ったのであります。
隊長
それは素晴らしいな、しかも試合前にか。
光司
はい、ウォーミングアップの前に、15分もかけて球場周辺のゴミ拾いを行っています。
隊長
そうか、それは凄いことだな。
光司
はい、しかも一回戦から決勝戦までずっとゴミ拾いをおこなっていたそうです。
隊長
決勝戦までもか・・・。
光司
はい、あまりにも素晴らしすぎるのです、しかも残念ながらベンチ入り出来なかった選手達はスタンドで応援するのですが、当然のようにそこでもゴミ拾いを徹底しています。
隊長
素晴らしすぎるな・・・。
光司
はい、武修館高校の野球部が素晴らしすぎるのです。
高校球児がゴミ拾い?監督の想い・・・
光司
実はこのゴミ拾いについて調べてみると、2014年に就任した小林監督の想いがありました。
隊長
ほう、今年就任でいきなり甲子園というのも凄いな。
光司
あ、はい、そうですよね、その小林監督がですね、新体制になった野球部に最初に行ったのだが、この「ゴミ拾い」だったそうです。
隊長
ほう、それは興味深いな。
光司
はい、きっと選手からの反発もあったでしょうから。
隊長
そうだよな、高校生ぐらいが簡単に納得するものでもないよな。
光司
ですね、おそらく最初はイヤイヤやっていたんじゃないでしょうか。
隊長
そうだろうな。
光司
それでですね、ゴミ拾いに込められた意味がですね、「徳を積む」ということらしいです。
隊長
ほう、それを実践しているのか。
光司
はい、勝負所の運を引き寄せたい、という意味もあるそうです。
隊長
なるほどな。
光司
ゴミ拾いを実践するようになってから、チームワークも飛躍的に向上したようです。
隊長
そうか、そうだよな、甲子園出場するぐらいだからな、本当に素晴らしいことだ。
光司
さらに素晴らしいことにですね、武修館高等学校の校訓がこれです。
隊長
なるほどな、愛と奉仕、本当に素晴らしい高校なのだな。
光司
そのようです、小林監督の父親が少年野球チームの監督だったそうで、朝からグランドのゴミ拾いをしていたそうです。
隊長
父の背中を見て育ったのだな。
光司
はい、それが受け継がれているようです。
隊長
素晴らしいな、グランドのゴミや石はケガにもつながるしな、周りへの愛だな。
光司
はい、愛ですね。
隊長
きっと甲子園でもやってくれるだろうな。
光司
そうですね、武修館高等学校野球部、頑張ってほしいです。
隊長
うむ、今年はワールドカップでの日本人によるゴミ拾いなど、何かと話題だな。
光司
そうですね、ゴミ拾いは日本の心でもあるのですかね。
隊長
そうだな、とりあえず身の回りからでも綺麗にしようじゃないか。
光司
はい、そうします。
【関連記事】
※日本人サポーターによるゴミ拾いが称賛