光司
やっぱり安物を買ってはダメですね~
隊長
ん?何を買ったのだね?
光司
電気ケトルですよ、変な匂いが消えません・・・
電気ケトルの匂い?
隊長
電気ケトルか、私も使っているが、どんな匂いがするのだね?
光司
何だかプラスチックの匂いが混ざっているんです、全く使う気がしませんよ。
隊長
ああ、なるほどな、匂いに敏感な人は気になるみたいだな。
光司
え!?気になりませんか?
隊長
確かに初めて電気ケトルでお湯を沸かした時は気になったのだが、洗う意味で沸騰させたから直ぐに捨てたよ。
光司
ああ、なるほど、次からは大丈夫でしたか?
隊長
うむ、私の電気ケトルは大丈夫だったな。
光司
やっぱり僕のは安物でプラスチックだからかな~
隊長
私のは確か4000円ぐらいだったがプラスチックだぞ、どうしても気になるのならステンレス製の電気ケトルを探すのもいいかも知れないな。
光司
ああ、なるほど、僕のは1200円だったので、プラスチックも安物なんですかね。
隊長
うーん、どんな製品にも当たりはずれはあるだろうが、もう少し使ってみれば匂いが薄まるかも知れないぞ、電気ケトルの説明書にはクエン酸を入れて沸騰させるて放置させると水垢が取れる、と書いてあるしな。
光司
へー、クエン酸なんて必要なんですか、食器洗いの洗剤じゃダメなんですかね?
隊長
そもそも油汚れがつくわけではないからな、汚れと言っても水道水に含まれている塩素が白っぽく残ってしまうのだな、それを分解させるのにクエン酸が向いているのだそうだ。
光司
なるほど、他にも掃除方法はあるのですか?
隊長
重曹を入れて沸騰させるのも良いと言われているな、重曹は食品にも使われるぐらいだから安全だ。
光司
なるほど、ちょっと100円ショップに行ってクエン酸と重曹を買ってきます。
電気ケトルは洗いにくい?
光司
ただいま戻りました、無事買えました。
隊長
おかえり、今電気ケトルを販売している大手メーカーのホームページを見ていたのだが、どのメーカーも「使いはじめは匂いがするケースがある」とあったよ。
光司
あらら、安物だけではないのですね。
隊長
うむ、ドリテックや象印はクエン酸、ティファールは重曹をすすめていたな。
光司
へー、それで匂いが消えるんですかね。
隊長
ああ、多くは使っているうちに弱まるのだそうだ、ちなみに長期間使用していない場合も匂いがするケースがあるそうだ。
光司
なるほど~、新品の製品だって長期間使用していないですもんね。
隊長
ああ、だから直ぐに諦めるのではなく、何度かクエン酸や重曹を入れて掃除してみてくれ。
光司
わかりました、さっそくやってみます。
隊長
ちなみにな、電気ケトルは掃除のしやすさも重要なのだよ。
光司
へ?クエン酸や重曹ではなくてですか?
隊長
ああ、基本的には洗剤やスポンジでこすらなくてもいいのだ、やはり長年使用していれば、少しずつ汚れが目立つわけだ、その時に一部のお洒落な電気ケトルはまるで掃除が出来ないのだ。
光司
へ?どういうことですか?
隊長
手が中に入らないような小さな口だったり、注ぎ口がコーヒーを淹れるケトルのように細長くなっている場合もそうだな。
光司
それの何が悪いのですか?
隊長
悪いわけではないが、塩素がこびり付いて取れなくなるわけだ、昔のヤカンでもそうだっただろ。
光司
ああ、確かにヤカンの注ぎ口って鍾乳洞みたいになっているのがありますよね。
隊長
そういうことだ、そもそもコーヒーは沸騰したお湯で淹れるよりも、90℃ぐらいで淹れたほうが美味しいとされているから、あのように細長い注ぎ口になって温度を下げているのだよ。
光司
へー、そういう意味なんですか、冷めるのですね。
隊長
うむ、コーヒーだけに使用するのであればいいのかも知れないが、カップラーメンや紅茶の場合は熱湯の方が美味しく出来るからな。
光司
そうですよね、なるほど、見た目がおしゃれなのも良しあしですね。
隊長
そういうことだ、やはり洗いやすくて使い勝手のいいものがいいな。
光司
そう考えると僕の安物のケトルもガバっと蓋が開くし、乾燥させるためには悪くないかも・・・。
隊長
そうだろ、注ぎ口も広くて洗いやすそうじゃないか、だからこそクエン酸や重曹で掃除を頑張ってみてくれ、どうしてもプラスチックは揮発するものだが、何度か使っているうちに落ち着くと思うぞ。
光司
わかりました、クエン酸と重曹を繰り返してみます。
隊長
あとはお湯を残さないことだな、使用後は蓋を開けて内側を乾燥させることも匂い対策になるぞ。
光司
なるほど、確かに高級な電気ケトルの中には蓋がちょっとしか開かないタイプもありましたし、そういう意味では使い勝手が悪いのかもしれませんね。
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