光司
俺のダンディズムの革靴って、マダムのおすすめの他にも紹介していましたか?
>>俺のダンディズム革靴編
隊長
ああ、他にもたくさんあったぞ!
光司
参考までに教えてください!
奥が深いぞ紳士靴の世界!
隊長
うむ、革靴編は居酒屋で主人公、段田一郎の靴を見つけたお気に入りじゃない女子社員が、段田の革靴をけなすところから始まったんだな。
光司
酷い革靴ですね。
隊長
ああ、そしてイケメン部長の革靴をカッコイイと褒めて、それを聞いていた段田一郎が革靴を新調しようと決心したんだな。
光司
なるほど、そういった展開だったんですね。
革靴の産地はイタリアとイギリス!
隊長
マダムMの美幸さんが段田一郎に薦めた革靴の三種類の他に、登場した靴を知りたいのだな。
光司
はい、お願いします。
隊長
まずはイタリアから、サントーニ
光司
おおー綺麗な革靴ですね。
隊長
手作業で靴を染めているのだそうだ。
光司
へー、手間暇かかっていますね。
隊長
続いてはステファノベーメル
光司
これまた違った雰囲気の革靴ですね。
隊長
ああ、これもステファノベーメルだな。
光司
同じブランドでも全然違いますね。
隊長
そうだな、色々なモデルがあるな、ステファノレーベルはこのモンクストラップが得意なんだそうだ。
光司
そうでしたか。
隊長
続いてはイギリス、エドワード・グリーン
隊長
伝統と格式を重んじるブランドだな。
光司
へー、確かに渋い感じがして歴史を感じますね。
隊長
日本人の足にも合いやすいんだそうだ。
光司
なるほど、相性ってありそうですもんね。
隊長
続いてはトリッカーズ
隊長
耐久性と実用性を重視したブランド。
光司
へー、おしゃれなのに頑丈なんですね。
隊長
ああ、英国王室御用だな。
光司
でました、ロイヤルワラント!
隊長
そして、王者、ジョンロブ
隊長
キング・オブ・シューズ、これも英国王室御用達だ。
光司
気品に溢れていますね~。
隊長
ああ、この革靴を裸足ではいているのが石田純一さんだな。
光司
へー、この革靴だったんですか!!!
隊長
裸足は真似はするなよ、他にも中井貴一やみのもんたもジョンロブの愛用者なんだそうだ。
光司
へー、愛されているんですね。
隊長
うむ、ジョンロブは100万を超える靴まであるそうだからな。
光司
うわー、流石キングですね。
隊長
ある有名な話では、大富豪が高級車を盗まれた時に、新聞に広告を出したんだそうだ。
光司
え?盗まれて広告ですか?
隊長
ああ、こういう広告だそうだ。
「クルマはくれてやるから、トランクのジョンロブだけは返してくれ」
光司
うわ、何ですかそれ!!!
隊長
値段じゃないんだろうな。
光司
へー、それは凄い話ですね。
隊長
伝説となっているようだな、これで全部だな。
光司
そうでしたか、日本の靴はなかったんですね。
登場しなかった日本の紳士靴!
隊長
ああ、日本にもたくさんの靴ブランドはあるのだが、、靴のデザイン、形の特徴はやはりイタリアとイギリスで、日本のブランドもどちらかによっているのだよ。
光司
へー、日本らしいデザインってないんですかね~。
隊長
うむ、やはり日本のブランドだけあって、日本人の足に合いやすい木型だから、海外ブランドの靴よりは合う可能性は高いが、デザインとなると別だな。
光司
そうですよね。
隊長
うむ、だが足の形は千差万別、人によっては必ずしも日本のブランドがいいとも限らないから難しいところだな。
光司
それぞれなんですね、ちなみに日本らしい革靴ってのはないんですかね?
隊長
日本らしいデザイン、日本ならではのとなると難しのだが、靴職人の個性が出ている革靴は探せばあるだろうな。
光司
なるほど。
隊長
あえて言うなら、日本の夏、湿気対策がされている革靴が近年は登場しているな。
光司
へー、どんなのですか?
隊長
ああ、底に通気孔があるのだよ。
光司
え?水入ってきませんか?
隊長
うむ、入ってくるぞ!
光司
ダメじゃないですかw
隊長
まぁ、この手の革靴が出始めた頃は開き直って「雨の日はダメ」って表示していたな。
光司
へー、思い切りがいいですね。
隊長
最近のは、その辺の機能も少し進化して、水が入りにくくなっているようだ。
光司
なるほど、日本っぽいですね。
隊長
高級紳士靴というよりは、靴の量販店のモデルだがな。
光司
へー、でも面白いですね。
隊長
そうだな、日本的な解決方法という感じがするな。
光司
そうですね、今日も勉強になりました、ありがとうございました。
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※俺のダンディズム第三話 革靴編