隊長
そういえば漫画の「ワンピース」を読んだよ。
光司
やっと読んでくれましたか、どうでしたか?
隊長
ああ、内容も興味深いのだが、ワンピースのキャラクターの笑い声が面白いな。
ワンピースの笑い方が豊富過ぎ
光司
わ、笑い声ですか?僕がおすすめしたのはそこではないのですが・・・
隊長
もちろん内容も面白かったがな、ただ笑い声が通常のマンガや小説とはずいぶんと違うと感じたのだよ。
光司
ああ、確かにそうかも知れないですね、でもワンピースを読んで笑い声を気にするなんて変わっていますね。
隊長
・・・そうかも知れないが、やはりワンピースの笑い声はぶっ飛んでいたぞ、普通は笑い声といえば、
- ははは、はっはっは
- ひっひっひ
- ふふふ、ふっふっふ
- へへ、へっへっへ
- ほほほ、ほっほっほ
隊長
なんてのが多いよな。
光司
はい、普通はそうですよね。
隊長
「はっはっは」の前に「あ」をつけて「あっはっは」とかな、そういう変化はあるのだが、
光司
なるほど、「うふふふ」とかですね。
隊長
そうだ、ちょっとしたことでフジコちゃんっぽく色気が出るよな。
光司
確かにそうですね、そう考えると笑い声も奥が深いのですね。
隊長
ああ、「はっはっは」だと敵の場合は余裕を感じさせて大物、ボスって感じが演出出来るし、「ひっひっひ」だと下っ端の敵のずるさが表現されるな。
光司
なるほど~考えたこともありませんでした。
隊長
「ふっふっふ」も余裕と不敵な笑みが伴うな、「へっへっへ」もずるさ、コバンザメ的なポジションのヤツだな。
光司
本当ですね、笑い方って重要なのかも。
隊長
そうだろ、「ほっほっほ」だと女性的だな、男でもこれを使うとオカマや中性的な印象になる。
光司
はい、確かにそうですね。
隊長
それらの笑い方の表現は一般的なのだが、ワンピースの笑い方はぶっ飛んでいるのだよ。
光司
そういうことですか。
ワンピースの笑い方は独創的!
隊長
ワンピースのキャラクターの笑い声もな、基本は「ハ行」は多いんだがな、豪快な笑い方としては、ガープの「ぶはっはっはっは」なんてのがあるな。
光司
なるほど、豪快な笑い後ですよね。
隊長
それの応用というかワンピースならではの笑い方となると
- 白ひげの「グララララ」
- 黒ひげの「ゼハハハハ」
- エネルの「ヤハハハハ」
- アーロンの「シャハハハ」
- ココロの「んがががが」
- バギーの「ギャハハハハ」
隊長
と、かなりバラエティの飛んでいるのだ。
光司
確かに、凄いことになってますね、フォスフォスって!
隊長
「ひ」だと、
- ドクターくれはの「ヒーヒッヒッヒッヒ」
- ゲッコー・モリアの「キシシシシ」
隊長
ぐらいなんだが、これが「ふ」だと、
- ロビンの「うふふふふ」
- カリファの「フフフ」
- ドフラミンゴの「フッフッフッフ」
- ハンバーグ(フォクシー海賊団)の「プププ」
- カタリーナ・デボンの「ムルンフッフッフ」
隊長
とまたまた凄いのだ。
光司
何ですかねムルンってw
隊長
「へ」も凄いぞ!
- カリブーの「ケヒヒヒ」
- トレポールの「べへへへ」
- フォクシーの「フェッフェッフェッ」
- ドクターヒルルクの「エッエッエッ」
光司
フォクシー懐かしいなぁ、僕は大好きでした。
隊長
そうか、趣味悪いな・・・。
「ほ」もまた秀作揃いなのだよ。
「ほ」もまた秀作揃いなのだよ。
- ブルックの「ヨホホホホ」
- ラフィットの「ホホホ」
- ペローナの「ホロホロホロ」
- ホグバッグの「フォスフォスフォスフォス」
- シーザー・クラウンの「シュロロロ」
- バンダーデッケンの「バホホホホ」
- ドンチンジャオの「ひやホホホ」
光司
ブルックとラフィットは帽子とステッキで何か似ていますもんね。
隊長
そうだな、やはり笑い声の設定とキャラ設定は綿密に絡み合っているのだ。
感動のロビンの幼少期、ハグワール・D・サウロ
隊長
そして、何よりも私が感動したのが「デレシシシシ」なのだ。
光司
ああ、ロビンの幼少期の頃の話は切なかったですね。
隊長
うむ、辛い時に無理矢理にでも笑う強さ、必死さ、色々な感情が見事に表現されていたな。
光司
そうでしたね、あれは辛かったです。
隊長
そうだな、そういうときは「デレシシシ」と笑うがいいさ。
光司
そうか、そうですね、魔法の言葉ですね。
隊長
ああ、「デレシシシ」全く新しい言葉で感動を与える作者の力量が素晴らしすぎるな、ワンピースの懐の深さを感じたよ!
光司
似たようなことだとトラファルガーローをかばったコラソンも最後は笑顔で泣けましたよ。
隊長
ああ、あれも切なかったな、笑い声ではないがあの無理やりの笑顔にはグッときたものだな。
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