隊長
いや~凄いことを聴いたよ。
光司
え!?何ですか?
隊長
ああ、ラジオで「なるほどな~」と唸るようなことを言っていたのだ。
◯◯の◯ールナイト◯ッポン
光司
ラジオですか?なんて言っていたんですか?
隊長
ああ、あるイケメンミュージシャンがな、コンサートを行ったら必ずアリーナ席だけではなく、二階、三階と意識して視線を送ると言うのだ。
光司
はぁ、それが?
隊長
うむ、その男女の差を昔から感じていたのだが。
光司
何のことですか?
隊長
そっちから先に説明するか!
目が合うって好きだから?
隊長
そうだな、コージくんは好きな子と目があったら嬉しいよな?
光司
はい、嬉しいです。
隊長
そうだよな、もしかしたら自分の事を好きなのかもって思うよな?
光司
そうですね、目が合う時間が長かったり、何度も目が合うとそう思います。
隊長
だよな、でもな、それは男だけなのだよ。
光司
ええええ?そうなんですか?
隊長
ああ、全員とは限らないがな、女の場合は相手を好きじゃなくても見ている傾向があるのだよ。
光司
・・・そうですか~?
隊長
うむ、女性は男性よりもずっと周りを観察しているものなのだよ。
光司
へー。
隊長
男が好きでもない女と目があったらどうする?
光司
僕ならすぐに目をそらしますね。
隊長
そうだろ?しかしな、女の場合はみんながみんなではないのだが、深層心理で好きな相手じゃなくても、嫌われたくないという気持ちが働いてな、すぐに目をそらさないことが男より多いのだそうだ。
光司
へー、そうですか?
隊長
そうらしいのだ、しかもそこでさらに微笑む女はたちが悪い(笑)。
光司
勘違いして好きになっちゃいますね。
隊長
そうなのだよ、好みの女でないのなら、そもそも男は目があわないから、目があっている時点で男は好意を持っていて、女はそれに嫌われたくないから笑顔を返す。
光司
あらら、それは勘違いしちゃいますね。
魔性の女のテクニック
隊長
そうなのだ、それが魔性の女の正体なのかも知れないな。
光司
魔性の女ですか?
隊長
ああ、とびっきりの美人でもないのに、男はみんなが好きになってしまうタイプの子がいるだろ?
光司
ああ、いますね、学年に一人ぐらいはいました。
隊長
そうだろ、そういう子はうるうるした瞳で長時間、目を合わせてくるからな。
光司
・・・ああ~わかる気がします、そんな感じでした。
隊長
目があったときに、誰にでも微笑むから、みんな男は骨抜きなわけだ。
光司
なるほど、こわいですね。
隊長
ああ、好きな男に対してのアプローチとしては、使えるテクニックだがな。
光司
あ~そっか、それなら問題ないですよね。
隊長
うむ、使い分け出来ればいいがな、好きでもない男にすると罪なことだからな。
光司
無自覚なだけに、たちが悪いですね。
隊長
そうなのだ、悪用はしないことだな。
光司
それをラジオで言っていたのですか?
隊長
ちょっと違うのだが、よくコンサートでアイドルと「目があった」って喜んでいる女子がいないか?
光司
いますね、聞いているこっちは、「んな、アホな」って思っちゃいますけど。
隊長
そうだよな、だけど男のアイドル好きは目があったなんて言わないよな?
光司
ああ、そうですね、聞いたことないかも。
隊長
そこが、また男女の意識の差なのだと思うぞ!
光司
どういうことでしょう?
隊長
そのラジオのイケメンミュージシャンは、コンサート会場の二階なら二階を何ブロックかに分けて、視線をジッと止めて送るというのだ。
光司
何ブロックですか?
隊長
ああ、流し目やキョロキョロと見るのではなく、ビシっとそのブロックを数秒見つめるのだそうだ。
光司
へー。
隊長
それを細かく分けて、会場をくまなく見つめるようにしているのだそうだ。
光司
なるほど、流し目だと目があった感じがしないですもんね。
隊長
うむ、そこだ、そこを意識してやっていたことに驚いのだよ。
光司
そうですね、たまたま目があったのではなく、そう思わせていたのですね。
隊長
ああ、流石はプロだと思ったよ、女性心理をついたテクニックとしての、文字通りの目配りなのだ
光司
本当ですね、でも・・・女の人は目があっても好きじゃないって・・・。
隊長
そこが、また難しいのだよ!
光司
あら。
隊長
コンサートの場合はファンはもちろんアーティストやアイドルを好きだから、心理としては好きだから見つめている状態なわけだ。
光司
はい。
隊長
それに対して、目があった、見つめてくれた、と女性に思わす。
光司
あら~ますます好きになっちゃうパターンですね。
隊長
ああ、すでに好きだから、ファンはたまらなく嬉しい感じになるだろうな。
光司
へー、それなら男もアイドルのコンサートでそうなりそうなものですけど。
隊長
そうなのだがな、そこがまた男心で、うーん、難しいな。
光司
そうですね、不思議な感じがします。
隊長
男はアイドルに好かれたいより、応援してあげたい、力になりたい、愛したいってことかもな。
光司
はぁ。
隊長
女は好かれたい、愛されたい、その違いかもな。
光司
へー、それが目があった喜びの感情の違いなんですね。
隊長
おそらくだがな、だから男は女と目があっても、すぐに「俺のこと好きなのかも・・・」とは思わないほうがいい。
光司
なるほど、女性の場合は逆ですかね。
隊長
そうだな、好意がない女性を見つめる男性は少ないだろうな。
光司
そうですね、好きでもない子を見ないですね。
隊長
うむ、「女性は嫌われたくないから目をそらさない」という感情があることだけは、男側も覚えておくといいだろう。
光司
なるほど・・・好きじゃないけど、嫌われたくなくて目を逸らさないこともある、と。
隊長
ああ、思わせぶりな女には気をつけることだな。
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